鈴木敏夫P 宮崎駿監督の近況を明かす「すごく元気」 現在も執筆中「絵は衰えを知らない」

2024年03月11日 10:38

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鈴木敏夫P 宮崎駿監督の近況を明かす「すごく元気」 現在も執筆中「絵は衰えを知らない」
<アカデミー賞>長編アニメーション映画部門賞を受賞し会見を行う鈴木敏夫プロデューサー(撮影・西尾 大助)  Photo By スポニチ
 米映画最大の祭典、第96回アカデミー賞の受賞式が10日(日本時間11日)、ハリウッドのドルビーシアターで行われた。トップを切って発表された長編アニメーション映画部門賞に、宮崎駿監督(83)の10年ぶりの監督作品「君たちはどう生きるか」が輝いた。
 宮崎駿監督作品としては02年「千と千尋の神隠し」以来21年ぶり2度目のオスカーとなった。

 受賞直後に会見を行った「スタジオジブリ」の鈴木敏夫プロデューサー(75)は、表舞台に出ない宮崎監督について「(13年9月に)盛大な引退会見をやったことを反省している」と明かし、「“みっともないのは分かっているけど、もう一本作りたい”というような言ってきた」と今作の制作までの道のりについてにこやかに話した。そして、作りたいという言葉とともに「“もう世間には出ません”とも言いました。これはね、本心だと思うんですよ」と40年以上連れ添った盟友の心情をおもんぱかった。

 現在の宮崎監督については「なんだか知らないけど、体はすごく元気なんですよ。多分最期の1日まで衰えずに、最期に一気に年を取るんじゃないかな」と笑顔で語った。現在もアトリエに入り作業をしているという宮崎監督は、「パノラマボックスという美術館やジブリパークで展示する絵を描き続けてますね」と自らが発案した展示物の創作活動中だという。創作中の絵を見た鈴木氏は「彼の絵は衰えを知らないですね」としみじみと話した。

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