生島ヒロシ 3・11に被災地からラジオ生放送 熊谷育美の生歌に涙

2024年03月11日 16:28

芸能

生島ヒロシ 3・11に被災地からラジオ生放送 熊谷育美の生歌に涙
熊谷育美と生島ヒロシ Photo By スポニチ
 フリーアナウンサー生島ヒロシ(73)が東日本大震災から丸13年を迎えた11日、被災地で生まれ故郷の宮城県気仙沼市からTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜前5・00)の生放送を行った。
 2020年4月にリニューアルオープンしたホテル「休暇村 気仙沼大島」に臨時の放送設備を設けてのオンエア。妹の亀井喜代美さん(享年57)夫妻を津波で亡くしている生島は「決して忘れない。そして未来へ語り継ぐ日です」という不退転の決意を胸に番組を始めた。

 元気仙沼市危機管理課長・佐藤健一さんをゲストに迎え、被災地の現状や問題点、将来について語り合った後、気仙沼在住のシンガー・ソングライター熊谷育美(38)が登場した。熊谷は被災地を勇気づける応援ソングと言われている「雲の遥か」がヒットしている。

 生島が「改めて今日をどんなお気持ちで迎えてらっしゃいますか?」と問うと、熊谷は「アッと言う間だったなっていうのが率直な気持ちです。昨年、防災士の資格を取得しまして、今年は能登の地震もありましたし北陸へも想いを寄せて。一層、身が引き締まるような3・11を迎えています」と答えた。

 弾き語りで「雲の遥か」を熱唱すると生島は涙を流しながら聞き入り「また感動しちゃって…。育美ちゃんもね。この13年の間にお母さんにもなりましたけれども。どうですか、母として」と質問。熊谷は「そうですね。うちの子もそうですけれども、震災以降に生まれたお子さんたちへも語り継いでいけるような活動もですね。ライフワークとしてずっと続けて行きたいなと思っています」と決意を語った。

 被災地からの生放送を無事に終えた生島は「今日はですね。東日本大震災から13年。気仙沼大島から全面中継でお送りしてまいりましたが、皆さん!本当に防災意識を高めましょう!!」と番組を締めくくった。

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