木原実氏 “そらジロー”演じたTARAKOさんの訃報に涙「寂しくて寂しくて仕方ありません」

2024年03月11日 15:21

芸能

木原実氏 “そらジロー”演じたTARAKOさんの訃報に涙「寂しくて寂しくて仕方ありません」
木原実氏 Photo By スポニチ
 気象予報士の木原実氏(63)が、11日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にVTR出演し、フジテレビの国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の主人公まる子の声で知られ、4日に急逝した声優TARAKOさん(享年63)との思い出を語った。
 TARAKOさんは、日テレの情報番組のお天気キャラクター「そらジロー」の声も担当。木原氏とも長年共演した。また、舞台でも20年来の共演歴がある、長い付き合いだった。

 TARAKOさんとの突然の別れ。木原氏は「うそだろ?としか思えなくて、12月に一緒にお芝居をやっているので、その時はいつもの元気なTARAちゃんだったので」と、今も信じられない様子だった。

 TARAKOさんの作る舞台は、その人柄がにじみ出た、温かいものだったという。「とにかく周りの人をとっても大切にするんですよ。お芝居の中でも友達、家族というのをもっともっと愛してほしいなっていうメッセージ(を発信していた)。亡くなってしまった人とか、決していなくなったんじゃなくて、必ずにどこかにいるんだ、別な世界にいるんだと。だから悲しくないよみたいな」と明かした。

 木原氏は17年、脊椎損傷の大ケガを負い、リハビリ病院に入院した。そんな時、声を掛けてくれたのがTARAKOさんだったという。「“何とかして、きーき(木原氏)を参加させたい”って言って。“声の出演のシーンを作るからやってくれないか?音のスタッフを病室に入れてくれないか”って」。TARAKOさんの温かさを「何とかしてでも、仲間として一緒にやりたいという気持ちが強い人で」と評し、「病院にいる僕を引っ張り出して、頑張れよっていう気持ちもあったんだと思いますけど」と感謝した。

 今年12月にも舞台が予定されていた。木原氏は目に涙をためながら、「寂しくて寂しくて仕方ありませんが、“メソメソするなよ”っていうのが今までのTARAちゃんの作品の中にあるんで、メソメソしちゃいけないなと思って。“いつも返事しているよ”って、“だからこの先もずっと呼んでね、私のこと”っていうふうに、書いてありました。彼女の脚本に。それを忘れないようにしようと思って」と、TARAKOさんの思いを継ぐ決意を示した。

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