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神戸第一・日浦 球数制限に泣く…捕手に入った10回に痛恨4失点 「下りることになったのは悔しい

2023年07月24日 05:00

野球

神戸第一・日浦 球数制限に泣く…捕手に入った10回に痛恨4失点 「下りることになったのは悔しい
<神戸第一・神戸国際大附>延長タイブレーク10回、勝ち越しの生還を決める神戸国際大附・伊吹(手前)。捕手は10回からマスクを被った神戸第一・日浦(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権兵庫大会準々決勝   神戸第一3―6神戸国際大付 ( 2023年7月23日    ウインク姫路 )】 神戸第一の最速145キロ右腕・日浦颯斗(3年)が球数制限に泣いた。強豪校相手に9回10安打2失点と粘投。2―2でタイブレークに持ち込んだものの、9回までの球数が147球で、この1週間、4試合の合計が493球。上限まで7球となり、10回のマウンドに立てなかった。
 「やっぱり最後まで自分が投げ切って勝つのが1番だと思ったので、球数に邪魔されてマウンドから下りることになったのは、悔しい。(体力的には)全然、大丈夫でした」

 高校入学時は捕手。10回は捕手の小林央典(3年)とバッテリーが入れ替わる形でマスクをかぶり、その回に4点を奪われた。それでも、この夏5試合で計593球を投げ抜き、チームを初のベスト8に導いた。進路は未定ながら「野球を続けます。投手として頑張りたい」と前を向いた。

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