ソフトバンクまさか連夜の悪夢…逆転サヨナラ負けで54年ぶり12連敗 オスナあと1死から2ラン被弾

2023年07月24日 20:59

野球

ソフトバンクまさか連夜の悪夢…逆転サヨナラ負けで54年ぶり12連敗 オスナあと1死から2ラン被弾
<ロ・ソ>9回、角中にサヨナラ2ランを浴びるオスナ(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク1―2ロッテ ( 2023年7月24日    ZOZOマリン )】 ソフトバンクは24日、ZOZOマリンスタジアムでロッテと対戦。1―0で迎えた9回に守護神のロベルト・オスナ投手(28)がリードを守れず、逆転サヨナラ負け。2戦連続のサヨナラ敗戦で、1分けを挟んで球団記録の15連敗を喫した69年以来、54年ぶりの12連敗となった。
 あと1イニングで7月6日の日本ハム戦(ペイペイD)以来の白星を手にできた。だが、この試合まで防御率0.32の絶対的守護神のオスナがリードを守れなかった。1死三塁を自ら体を張ってしのいだ直後だった。2死一塁で代打・角中を迎えると、2球目のやや内角高めの直球を振り抜かれ、打球は右翼席に吸い込まれた。まさかの逆転サヨナラ2ランを被弾したオスナは、ぼう然と立ち尽くすしかなかった。あと1死。連夜のサヨナラ負けで泥沼の12連敗となった。

 初回先頭の牧原が当たり損ねながら三塁線を抜く左前打で出塁。次打者・近藤の空振り三振の際に二塁盗塁に成功し、得点圏に走者を置いた。続く柳田は空振り三振に倒れたが、4番の中村晃がカウント1ボール2ストライクから高めに浮いたフォークボールを右前に運んだ。「対佐々木君ではなく、とにかく勝つんだという気持ちだけです。初回の最初のチャンスをものにできて良かった」と中村晃。ロッテ先発の佐々木朗から奪った得点は1点だったが、3盗塁を記録するなど、勝利のために一丸となった。

 先発の石川は立ち上がりこそ不安定だったが、徐々に調子を上げた。初回無死二塁、2回無死一、二塁をしのぐと、3回から6回まではわずか1安打。7回2死二塁では、平沢を147キロ直球で中飛に抑えた。7回4安打無失点。石川は5月19日の西武戦で3勝目を挙げてから、6戦連続で白星がなかった。チーム同様、勝ちに飢えていた。

 8回は松本裕が無失点に抑え、勝利への道筋が見えたが、またも勝ちから見放された。

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