大牟田12年ぶり4強 2年生エース・境が今大会2度目完封 「1点を取られるのはいいと開き直って」

2023年07月24日 04:30

野球

大牟田12年ぶり4強 2年生エース・境が今大会2度目完封 「1点を取られるのはいいと開き直って」
<東海大付属福岡・大牟田>完封勝利した大牟田・境(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権福岡大会準々決勝   大牟田1―0東海大福岡 ( 2023年7月23日    久留米 )】 大牟田の2年生エース・境の今大会2度目の完封で東海大福岡を1―0で下し、11年以来12年ぶりの4強入りを果たした。
 初回は無死満塁、3回は二死から三連打で大ピンチを招いたが失点を許さず、味方が1点を奪った5回以降は1安打に封じた。「立ち上がりは緊張した。1点を取られるのはいいと思って開き直って、低めを意識して投げた。1点を取ってからは波に乗れて、最後まで投げ抜こうと思った」と境。川口寛史監督も「継投の準備をしていたが、境の気持ちに押されてスイッチできなかった」と完封劇を称えた。

 99年と11年の過去最高に並ぶベスト4進出に境は「このまま決勝まで行って、チームの歴史を塗り替えたい」と宣言。頼もしい2年生左腕が次は初の決勝に導く。

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