トレードデッドラインまで1週間 米ベテラン記者描写…さまざまな思いが交錯する球界の現状

2023年07月24日 07:19

野球

トレードデッドラインまで1週間 米ベテラン記者描写…さまざまな思いが交錯する球界の現状
大谷翔平 Photo By スポニチ
 USAトゥディ紙のボブ・ナイチンゲール記者が23日(日本時間24日)トレードデッドラインまで1週間になり、様々な思いが交錯する球界の現状をつづっている。
 まず29球団はエンゼルスが毎日試合に負け、大谷翔平がトレードマーケットに出てくることを望んでいる。そしてポストシーズン圏内にいる15球団は、悪循環に陥っているパドレス(48勝52敗)とメッツ(46勝52敗)がさらに負け、トレード市場にベテラン選手を差し出すのを待っている。

 一方で選手組合の人たちは、オフに8億8000万ドルの巨額の投資をしたメッツ、ヤンキース、パドレスになんとか巻き返して、選手に高い給料を払えばチームは成功できるのだと立証してもらいたいと思っている。対照的にMLB機構側はスモールマーケットのチーム、レイズ、オリオールズ、レッズ、マーリンズ、ダイヤモンドバックスを応援、オーナーたちが小切手帳を空っぽにしなくても、このリーグでは優勝争いに参加できるのだと証明してもらいたい。

 最後にソーシャルメディアでフラストレーションを発散するのが好きな何百万人のファンたちは、応援するチームがトレード市場で積極的に動くことを要求、自分の意見に同意しない人たちを容赦なく攻撃する。最後の1週間、いろんな推測や憶測が飛び交うだろうとしている。

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