履正社王手 正捕手・坂根が“煮干し効果”で復帰アーチ さあ大阪桐蔭撃破へ「できることを全力でやる」
2023年07月30日 04:30
野球
【第105回全国高校野球選手権大阪大会準決勝 履正社8―4関大北陽 （ 2023年7月29日 シティ信金スタ ）】
正捕手の復帰アーチが、大阪桐蔭撃破への推進力だ。7回先頭、代打出場の履正社・坂根葉矢斗（3年）が直球を左越えへ運び、今夏1号となる高校通算29号を放った。
「ポイントを前に置いて、センター方向に打とうと思った。いい結果になって良かったです」
今夏初戦の2回戦・大阪公立大高専戦でファウルを右手小指に受け、じん帯を痛めた。以降は先発を外れ、代打で2打席立ったのみ。骨に異常はなかったが、少しでも早く痛みを引かせるため、4番打者の森田大翔（3年）が買ってきてくれた大量の煮干しを1日4袋食べて治療に努めた。苦みがあり苦手だというが、その“効果”が表れた。
2年連続となる大阪桐蔭との決勝。先発かどうかにかかわらず「3年間、甲子園に懸けてやってきた。（ケガを）どうこう言っている暇はない。自分にできることを全力でやる」と闘志。最大のライバルを打ち負かして聖地へたどり着くことだけを念頭に、頂上決戦へ挑む。（北野 将市）
今夏初戦の2回戦・大阪公立大高専戦でファウルを右手小指に受け、じん帯を痛めた。以降は先発を外れ、代打で2打席立ったのみ。骨に異常はなかったが、少しでも早く痛みを引かせるため、4番打者の森田大翔（3年）が買ってきてくれた大量の煮干しを1日4袋食べて治療に努めた。苦みがあり苦手だというが、その“効果”が表れた。
2年連続となる大阪桐蔭との決勝。先発かどうかにかかわらず「3年間、甲子園に懸けてやってきた。（ケガを）どうこう言っている暇はない。自分にできることを全力でやる」と闘志。最大のライバルを打ち負かして聖地へたどり着くことだけを念頭に、頂上決戦へ挑む。（北野 将市）
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