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原監督 前日「甘いデミグラスソース」と評した秋広の守備「山椒」に昇格 攻守で“強心臓”絶賛

2023年07月30日 18:38

野球

原監督 前日「甘いデミグラスソース」と評した秋広の守備「山椒」に昇格 攻守で“強心臓”絶賛
<巨・中>ファンとハイタッチする秋広(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人4―0中日 ( 2023年7月30日    東京D )】 巨人の原辰徳監督(65)が0―0のまま迎えた中日戦(東京D)の8回に先制&決勝の2点適時打を放ち、チームを4連勝に導いた秋広優人内野手(20)の“強心臓”ぶりを絶賛した。
 秋広は前日29日の同戦で3打数無安打で迎えた7回に代打・ブリンソンを出されて途中交代。送りバント失敗に拙守もあり、試合後には原監督から「秋広の守備はもうちょっとピリッとね。何というか、土用の丑の日だからさ。山椒がピリッと効いたような守備力になってほしいね。ちょっと、何というかな。甘いデミグラスソースみたいなね」と“愛あるダメ出し”をもらっていたが、この日はまず決勝打を放った打撃について「ちょっとアキも少しストレスもたまっていた。でもそうやって次の場面ではねのけるというのは見事だと思いますね」とコメントした。

 さらに今カードから打順を3番から5番に変更し「昇格」としていた原監督の5番起用に応える結果について「ひょうひょうと、淡々と、というかね。でも非常に本人は熱いものもあって戦っていますしね。ほんとに一日一日を大事に、そして糧として、栄養にしてくれていると思いますね」と目を細めた。

 そして、この日は0―0のまま迎えた7回、先頭・細川の左翼線への打球を抜群のクッション処理で単打にとどめる好守も披露。「あのへんの意識は鈴木(尚広)コーチの指導のたまものでしょう」とした原監督は、前日のコメントに絡めて報道陣から「今日はピリッと」と声をかけられると「山椒ね。花山椒の季節ではないからね」と笑顔だった。

 28日にチームの規定打席に到達した秋広はチームトップの打率.295。さらにこれで34打点と打点も増えてきた。「そうですね。非常になんというか、物おじしないというとこがね。多分(感じているのは)僕だけじゃないと思いますね」。日に日に頼もしさを増していく20歳の若者に目を細める指揮官だった。

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