大熱戦首位攻防3連戦は阪神の2勝1分け 広島も菊池スタメン復帰の好材料 併走まだまだ続きそう

2023年07月30日 21:00

野球

大熱戦首位攻防3連戦は阪神の2勝1分け 広島も菊池スタメン復帰の好材料 併走まだまだ続きそう
<神・広>6回1死一塁、勝ち越しの2点本塁打を放った森下(1)を出迎える阪神ナイン(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神4-2広島 ( 2023年7月30日    甲子園 )】 30日に行われた阪神―広島の首位攻防3連戦、第3ラウンドはまたまた熱い戦いとなった。
 先手を奪ったのは阪神だった。3回、小幡、近本の安打などで1死二、三塁とすると、中野の二ゴロの間に先制点を奪った。

 一方、広島先発の大瀬良も要所は引き締めて踏ん張ると、バックも好守で盛り立てた。4回には秋山が、佐藤輝の大飛球を中堅フェンスに激突しながらもキャッチ。35歳の活躍に、今度は菊池がバットで貢献する。6回の2死二塁で、伊藤将のチェンジアップを中前に運ぶ同点適時打。16日のDeNA戦以来となるスタメン復帰の一戦で存在感を見せた。

 阪神は同点の6回に森下の勝ち越し2ラン、ノイジーの適時打で突き放したが、広島も追いすがる。8回には代打・会沢の適時打などから伊藤将を降板に追いやった。すると、阪神も加治屋、島本と小刻みな継投で踏ん張り、追加点を与えなかった。

 息詰まる熱戦となったが、最後は阪神・岩崎が9回を締めて、2点差で逃げ切り勝ち。

 ただ、敗れた広島も菊池の復帰など好材料が多く、両軍の併走はまだまだ続きそうだ。

 27日に実に101日ぶりの単独首位浮上となった広島だったが、28日の第1戦は阪神が7-2で勝利し、首位を再奪取。29日の第2戦は両軍譲らず、延長12回引き分け。今季セ・リーグ最長となる4時間56分の戦いだった。この日の勝利で、阪神は広島に1ゲーム差を付けた。

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