履正社“打倒・大阪桐蔭”で5度目の正直 多田晃監督「好投手を打てるように冬も春も練習してきた」

2023年07月30日 12:30

野球

履正社“打倒・大阪桐蔭”で5度目の正直 多田晃監督「好投手を打てるように冬も春も練習してきた」
<大阪桐蔭・履正社> 優勝を果たし、歓喜の履正社ナイン (撮影・須田 麻祐子)  Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権大阪大会決勝   履正社3-0大阪桐蔭 ( 2023年7月30日    大阪シティ信用金庫スタジアム )】 履正社が大阪桐蔭を破り、全国制覇した19年以来5度目の甲子園出場を決めた。
 2回に敵失も絡め1点を先制すると、4回には2死満塁から背番号12・野上隼人が左前に2点打を放ちリードを広げた。先発した背番号10・福田幸之介も大阪桐蔭打線を散発3安打に封じ完封勝利。ライバルを破って聖地への切符をつかんだ。

 履正社は大阪桐蔭と決勝で過去4度対戦。08年(北大阪大会)は2-0で、12年は10-8で、13年は5-1で、22年は7-0で4試合とも大阪桐蔭が勝利していた。“5度目の正直”でライバルに勝ち、多田晃監督は「甲子園のかかる大会では12連敗していた。僕もコーチになってからは桐蔭さんに勝つのは1度もなかった。桐蔭さんに勝てないと甲子園にいけない。桐蔭さんに勝てるようなチームをつくりたいと思ってコーチのときからしていた。嬉しい思いです。昨年も大阪桐蔭に7-0で負けて悔しい思いをしてきた。夏も秋も負けたので、好投手を打てるように冬も春も練習してきました」と打倒・大阪桐蔭、打倒・前田悠伍を掲げ練習した成果が発揮できたと胸を張った。

 先発した福田についても「今日は最高のピッチングをしてくれて安心して見られていました」と称賛し「センバツでは初戦負けと悔しい結果なりましたので、4年前の優勝を目標に頑張っていきたいです」と甲子園での活躍を誓った。

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