×

巨人・秋広 G党大歓声に「まだまだ勝って優勝目指して頑張りたい」 0―0の8回に決勝2点打

2023年07月30日 17:50

野球

巨人・秋広 G党大歓声に「まだまだ勝って優勝目指して頑張りたい」 0―0の8回に決勝2点打
<巨・中>ファンとハイタッチする秋広(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人4―0中日 ( 2023年7月30日    東京D )】 巨人の秋広優人内野手(20)が0―0のまま迎えた中日戦(東京D)の8回に先制&決勝の2点適時打を放ち、チームを4連勝に導いた。
 「5番・左翼」で先発出場。メンデス、柳の投げ合いで0―0のまま試合が進行し、相手のマウンドが2番手右腕・清水に代わった8回だった。

 先頭の坂本が2球で2ストライクと追い込まれながら粘って四球で出塁し、代走に重信。梶谷が初球で犠打を決めて1死二塁とすると、主砲・岡本和は申告敬遠されて1死一、二塁となった。

 目の前で岡本和が申告敬遠され、秋広はこの日の第4打席へ。その初球が清水の暴投となって1死二、三塁とチャンスが広がると、次の2球目、外角へのフォークボールを長いリーチを生かしてバットの先で右前に弾き返して走者2人をホームに生還させ、これが決勝点となった。

 試合後、お立ち台に上がった秋広は「きょうの打席もそうですけど、これまでの試合も得点圏でなかなか思ったような打席ができていなかったので、やっぱりあの場面で打てて良かったです」とホッとした様子。

 「甘いところは積極的に打ちにいこうと決めてたんで。フォークだったんですけど、高めにきてくれて。(完璧には)捉えられなかったんですけど、いいところに落ちてくれて良かったです」と最後は右腕だけで持っていった技ありの一打を振り返った。

 「打球が落ちてくれて、ベンチを振り返ったら皆さん喜んでくれていたので凄くうれしかったです」という秋広。これまで主に3番を任されてきたが、坂本、丸が戦列復帰した今カードでは3試合連続で5番に入った。

 原監督は3番から5番への打順変更について「昇格」と話していたが、5番という打順について「自分としてはそこまで打順の意識はないんですけど、やっぱり(岡本)和真さんの後ろを打つってことはそう簡単ではないというか。きょうも敬遠だったので、これからもそういう打席が増えると思うんですけど、なんとか打てるように頑張りたいと思います」と力強く言い切った。

 坂本らも戦列復帰し、これで4連勝。まだ順位は4位だが、Aクラス復帰も見えてきた。「連勝も続いてますし、打線も好調ですし、投手陣もしっかり抑えてくれているので、これからまだまだ勝って優勝目指して頑張りたいと思いますんで、これからも応援よろしくお願いします!」と頼もしかった。

おすすめテーマ

2023年07月30日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム