×

大谷翔平 ウォードの顔面死球に小刻みに首振りぼう然… 待望先制点も痛すぎるアクシデント

2023年07月30日 05:39

野球

大谷翔平 ウォードの顔面死球に小刻みに首振りぼう然… 待望先制点も痛すぎるアクシデント
<ブルージェイズ・エンゼルス>5回1死満塁、頭部に死球を受け立ち上がれないウォードを心配そうに見つめる大谷(撮影・沢田 明徳)  Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルスーブルージェイズ ( 2023年7月29日    トロント )】 エンゼルスの大谷翔平投手(29)が29日(日本時間30日)、敵地・トロントでのブルージェイズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。味方の身に降りかかった、思いがけないアクシデントにぼう然だった。
 5回1死満塁、4番・ウォードがブルージェイズ先発・マノアの投球を顔面に受けて鼻から流血。その場に崩れ落ち、立ち上がることができなかった。押し出し死球で先制点を挙げたが、それどころではない大アクシデント。ウォードはカートに乗せられてグラウンドから退場した。

 大谷の顔からも血の気が引いていた。三塁上からウォードに心配げな表情を向け続ける。小刻みに首を左右に振った。味方の思いがけないアクシデントに気が気ではなかった。

 2試合連続で体の「けいれん」のため、途中交代していた大谷だが、プレーで問題なしを証明した。初回1死、ブルージェイズ・マノアの投じたスライダーがワンバウンドで左足首を直撃。球場がどよめく中、大谷は少し笑顔を浮かべながら一塁へ小走りで向かった。

 3回無死からの第2打席では右中間への打球を放ち、激走で二塁へと滑り込んだ。打球速度113・6マイル(約182・8キロ)強烈な打球で3試合連続安打を記録した。

 前日28日の試合では初回1死からの第1打席で日米通じて自身初の3打席連続本塁打を記録。その後も安打を放つなど、打線をけん引したが、1-4の9回1死満塁の場面で代打を送られ、途中交代していた。

 状態が心配されたが、試合前に大谷と対話したネビン監督は「彼は元気。大丈夫だ。よく寝て、しっかり水分も摂って、問題ないかチェックした。彼が自分の体について話すことを私は信頼している」と問題ないことを強調。検査は受けなかったが、「彼の発言に少しでもためらいがあれば休養をとってもらうが、なんのためらいもない。彼はプレーしたいと強く思っている」と全幅の信頼を寄せていた。

おすすめテーマ

2023年07月30日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム