【夏の甲子園組み合わせ決定】四国4代表が同日初戦の珍事 “ご近所対決”続出!同地区対決4カード

2023年08月03日 16:23

野球

【夏の甲子園組み合わせ決定】四国4代表が同日初戦の珍事 “ご近所対決”続出!同地区対決4カード
<高校野球組み合わせ抽選会>大会の組み合わせが決定した(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 第105回全国高校野球選手権記念大会(6日から17日間、甲子園)の組み合わせ抽選会が3日午後2時から大阪市内で行われた。
 第2日第1試合で川之江(愛媛)-高知中央(高知)、第6日第2試合で立正大淞南(島根)-広陵(広島)、第7日第1試合で明桜(秋田)-八戸学院光星(青森)、同第2試合で専大松戸(千葉)-東海大甲府(山梨)と対戦が決まり、“ご近所対決”が続出した。

 さらに第2日には、川之江、高知中央に加え、第2試合で英明(香川)が智弁学園(奈良)、第3試合で徳島商が愛工大名電(愛知)とそれぞれ対戦が決まり、四国4県の代表が同日に初戦というレアケースも出現した。

 選抜は、同一地区の出場校は少なくとも準々決勝まで、同一都府県の出場校は決勝まで対戦しないようブロック、ゾーンを振り分ける。大会中の再抽選は行わない。

 一方、夏の選手権は2校出場する北海道と東京の学校が初戦で対戦を避けるため、ゾーンを振り分けて先に抽選。その他府県の代表校はフリー抽選で、3回戦までの組み合わせを決定。準々決勝の組み合わせは3回戦終了の試合直後に主将がくじ引きし、決める。2007年に抽選が「東西対決方式」から「フリー抽選」に変更。「東西対決方式」は近県同士の対戦を避けるために代表校を東西に分けていたが、北信越から不公平を是正すべきという声が上がり、東西分割しない「フリー抽選」となった経緯がある。

 夏は春に比べてフリー抽選の範囲が広いこともあって、近隣対決が出現するケースが多いと言える。

 決定した組み合わせは以下の通り。

<大会第1日>
①土浦日大(茨城)-上田西(長野)
②共栄学園(東東京)-聖光学院(福島)
③浦和学院(埼玉)-仙台育英(宮城)

<第2日>
①川之江(愛媛)-高知中央(高知)
②履正社(大阪)-鳥取商(鳥取)
③英明(香川)-智弁学園(奈良)
④愛工大名電(愛知)-徳島商(徳島)

<第3日>
①花巻東(岩手)-宇部鴻城(山口)
②前橋商(群馬)-クラーク(北北海道)
③日大山形(山形)-おかやま山陽(岡山)
④大垣日大(岐阜)-近江(滋賀)

<第4日>
①鳥栖工(佐賀)-富山商(富山)
②日大三(西東京)-社(兵庫)
③市和歌山(和歌山)-東京学館新潟(新潟)
④立命館宇治(京都)-神村学園(鹿児島)

<第5日>
①東海大熊本星翔(熊本)-浜松開誠館(静岡)
②明豊(大分)-北海(南北海道)
③創成館(長崎)-星稜(石川)

<第6日>
①いなべ総合学園(三重)-沖縄尚学(沖縄)
②立正大淞南(島根)-広陵(広島)
③慶応(神奈川)-北陸(福井)
④文星芸大付(栃木)-宮崎学園(宮崎)

<第7日>
①明桜(秋田)-八戸学院光星(青森)
②専大松戸(千葉)-東海大甲府(山梨)
③九州国際大付(福岡)-第1日①勝利校
▼2回戦
④第1日②勝利校-第1日③勝利校

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