沖縄尚学・比嘉監督 グラウンドが台風被害で「すごい状態」日程配慮に感謝 選手は空港で出発備える

2023年08月03日 17:30

野球

沖縄尚学・比嘉監督 グラウンドが台風被害で「すごい状態」日程配慮に感謝 選手は空港で出発備える
<高校野球組み合わせ抽選会>台風の影響を考慮され、最初に抽選くじをひく沖縄尚学・佐野主将(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 第105回全国高校野球選手権記念大会(6日から17日間、甲子園)の組み合わせ抽選会が3日午後2時から大阪市内で行われた。
 台風6号の影響で選手の大阪入りが遅れている沖縄尚学の比嘉監督は「空港に全員が着いているというのは聞いています」と現状を説明。

 初戦を第5日以降に組み入れる配慮がなされ、「ありがたいと思うと同時にいいのかなと…申し訳なさもあるんですが。非常にありがたいです」と感謝した。大会6日目の第1試合でいなべ総合学園(三重)との対戦が決まり、「とにかく(日程を)後にしていただいただけでありがたい」と話した。

 全員で練習したのは7月30日が最後。比嘉監督は「グラウンドの写真とかすごかったので…フェンスから何から全部破壊されてるような状態で。コーチが今日グラウンドの状況を空港行く前に確認しに行って、こんな状況ですと」と現地からの状況の連絡があったことも明かした。

 他の出場校が全員そろって抽選会に出席する中、佐野主将は比嘉監督、責任教師と3人だけで臨んだ。大阪に先乗りしていたため抽選会に無事参加できたが「一人でさみしかったです」と心細かった様子。それでも全国一番乗りで出場が決まっていただけに「甲子園決まってから長いのでうずうずしていた。日程と相手が決まって、初戦に向けて全員でやっていきたい」と仲間の到着を心待ちにしている様子だった。

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