仙台育英監督 浦和学院「優勝候補の一角、打線強力」警戒 実は浦和育ち、「縁がある」夏3度目対戦 

2023年08月03日 17:53

野球

仙台育英監督 浦和学院「優勝候補の一角、打線強力」警戒 実は浦和育ち、「縁がある」夏3度目対戦 
記念写真に収まる仙台育英ナイン(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 第105回全国高校野球選手権記念大会(6日から17日間、甲子園)の組み合わせ抽選会が3日午後2時から大阪市内で行われた。
 昨夏優勝校で2年連続30度目出場の仙台育英(宮城)は、2年ぶり15度目出場の浦和学院(埼玉)との対戦が決まった。大会第1日第3試合で対戦する。

 甲子園の夏連覇は2004年、05年の駒大苫小牧(南北海道)以来出ておらず、史上7校目となる偉業に期待がかかる。

 仙台育英と2013年選抜で優勝経験のある浦和学院は過去、夏の甲子園で2度の対戦がある。

 2013年の夏は1回戦で対戦。春夏連覇がかかった浦和学院の2年生エース・小島(早大-現ロッテ)は足をつりながらも182球を投げた。8回2/3で11失点を喫し、監督から交代を告げられてベンチに戻ると涙を流した様子が語り草となった。仙台育英は壮絶な打撃戦を制し、11-10でサヨナラ勝ち。1番・熊谷敬宥(立大-現阪神)がサヨナラ打を放って浦和学院の春夏連覇を阻止し、高校野球ファンの記憶に残る激闘として知られている。この一戦は第4試合だったため点灯試合となり、今回も第3試合とあってネット上では「激アツになりそうな予感しかない!」「いきなり浦和学院と仙台育英の優勝候補あたるのか」などとコメントが相次いだ。

 2度目の対戦は2018年夏。仙台育英・須江監督が就任して初の夏でいきなりの対戦となり、浦和学院が9-0でリベンジした。

 須江監督は「5年ごとにあたるんですよね。2013年、2018年。縁だなと思います。強いチームだし、優勝候補の一角だと思う。マークしていたところです」と気を引き締めた。

 浦和学院の印象として「複数のゲーム作れる投手がいて。打線は強力でしょうね。1年生2人スタメンに入ってて。4月に練習試合したんです。1年生が入ったり、ピッチャーも伸びてるなという印象がある。とにかく打力のあるチーム」とし、練習試合は接戦で仙台育英が勝ったという。

 さらに「私は浦和生まれ、浦和育ちで、昔から浦和学院ファンですので。光栄なこと。縁があるなと思います。2018年は惨敗してしまったので、次は良い勝負ができたら」と意気込み。「県大会がいつもの年より終わりが早かったので、しっかり練習して良い感じで臨めています」と手ごたえを口にしていた。

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