巨人・原監督「和真、いた?」から岡本和は自身初の2戦連続2発 コメントもV字回復「やっぱり凄いです」

2023年08月03日 22:40

野球

巨人・原監督「和真、いた?」から岡本和は自身初の2戦連続2発 コメントもV字回復「やっぱり凄いです」
<巨・ヤ>8回、勝ち越しソロを放った岡本和(右)を出迎える原監督(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人2―1ヤクルト ( 2023年8月3日    東京D )】 巨人は主砲・岡本和真内野手(27)の25号先制ソロ、26号決勝ソロと2日連続となる2本塁打でヤクルトに1点差勝ち。カード勝ち越しを決め、貯金3とした。巨人の貯金3は7月11日以来23日ぶり。
 2戦連続で岡本和はチームのど真ん中にいました!全得点となるソロ2発を放った4番に対して原辰徳監督(65)は試合後「いやいやもう、その2点ですから。まあ(打線は)そこそこヒットは出ていますけども、なかなか得点にというね。そういう中で、先制、そして最後を決める2点目を取れたというのは大きいですね」と笑顔。キャリア初となる2戦連続2発でチームを勝利に導いた岡本和を手放しで称賛した。

 前夜は坂本と岡本和の新旧キャプテンが活躍。そしてこの日は気迫の149球完投で10勝一番乗りを決めたエース戸郷と岡本和という投打のキャプテンが活躍したことについては「そうですね。まあ、チームの平均年齢が若くなっている象徴だと思いますね」と目を細めた。

 9回を一人で投げ抜き東京Dに駆け付けたファンを魅了した戸郷について「なかなかこのところ、ない光景ですし。我が軍にもそうそうはない…あるの?他に、何かあった?」とおどけた指揮官。打撃で魅了した27歳の大砲に対しては「打ってほしいとジャイアンツファンは思っただろうし、ヤクルトファンは1発だけは避けてくれというね。そういう場面で打てるというのは、やっぱり凄いですよね」と素直な思いがこぼれた。

 0―1で敗れた1日のカード初戦で、得点圏も含めて4打席に立ち4打数無安打だった岡本和に対して「和真、いた?きょう」と強烈な一言で奮起を促していた原監督。前夜は「いた。今日はいたね(笑い)。初めてあれだけの打球音を聞きましたね。2本目はね。いやいや、凄い音ですね」、そして今夜は「やっぱり凄いですよね」。2戦ですっかり4番への評価とコメントはV字回復していた。

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