ネビン監督「3連戦で勝ち越すチャンスはあった」 メジャー最高勝率チームに負け越しも、視線は次戦へ

2023年08月03日 05:53

野球

ネビン監督「3連戦で勝ち越すチャンスはあった」 メジャー最高勝率チームに負け越しも、視線は次戦へ
ネビン監督 Photo By スポニチ
 【インターリーグ   エンゼルス5ー12ブレーブス ( 2023年8月2日    アトランタ )】 エンゼルス・大谷翔平投手(29)が2日(日本時間3日)、敵地アトランタでのブレーブス戦に「2番・DH」で先発出場。7試合連続安打、今季32度目のマルチ安打をマークした。エンゼルスは移籍後、2度目の先発となったジオリトが3回2/3を9失点と打ち込まれるなど、今季13度目の2桁失点で大敗。2連敗で貯金は3となった。大谷は4打数2安打で打率・307となった。
 中盤で大勢が決した試合。フィル・ネビン監督はサバサバとした口調で戦いを振り返った。「残念な結果になったが、リーグ最高のチームとの3連戦で勝ち越すチャンスはあった」と“収穫”を最初に口にした。

 移籍後、2試合目の先発となったジオリトが3回にアクーニャに先制3ランを許すと、4回にも大量失点。3回2/3で3被弾するなど、9失点でマウンドを降りた。大型補強を敢行した打線はつながる気配は示したが、大量点を取るまでには至らなかった。

 試合前の時点でブレーブスはメジャー30球団で最多本塁打を記録し、得点数もレンジャーズに次ぐ2位。強力打線に飲み込まれる形で今季13度目の2桁失点を喫した。

 「ブレーブス打線は時に容赦なく畳みかけてくる。それを止めることは難しい。ジオリトは最初の2イニングは良かったが、球が真ん中に集まった。相手先発のチリーノスは大きい曲がりのシンカーが素晴らしく、うちあぐねた」と指揮官は対戦相手に賛辞を送るしかなかった。

 3日(同4日)のマリナーズ戦には大谷が2年連続の2桁10勝をかけ、投打二刀流で出場する。同地区でPO圏内を争うライバル。負けられない戦いが続いていく。

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