「光る君へ」衝撃の初回 道兼は捨て駒?安倍晴明に呪詛命令「圧倒的腹黒さ」兼家・段田安則にもネット戦慄

2024年01月12日 11:00

芸能

「光る君へ」衝撃の初回 道兼は捨て駒?安倍晴明に呪詛命令「圧倒的腹黒さ」兼家・段田安則にもネット戦慄
大河ドラマ「光る君へ」。藤原兼家(段田安則)(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は今月7日、15分拡大でスタート。主人公・まひろの母・ちやは(国仲涼子)がいきなり“退場”の衝撃的な展開となった。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などを生んだ“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 第1話は「約束の月」。平安中期、京に生を受けた少女・まひろ(落井実結子)、のちの紫式部。父・藤原為時(岸谷五朗)の政治的な立場は低く、母・ちやは(国仲涼子)とともに慎ましい暮らしをしている。ある日、まひろは三郎(木村皐誠)という少年と出会い、互いに素性を隠しながらも打ち解け合う。再び会う約束を交わした2人だったが…という展開。

 平成貴族のパワーゲームも描かれた。

 三郎(のちの藤原道長)の父・藤原兼家(段田安則)は野心家。政治のトップに躍り出ようと画策を続ける。

 貞元3年(978年)初秋、兼家の娘・藤原詮子(吉田羊)が円融天皇(坂東巳之助)に入内。大納言から右大臣に昇進した。

 息子たちについては「嫡男道隆(井浦新)を汚れなき者にしておくために、泥をかぶる者がおらねばならぬ。そういう時は(道長の次兄)道兼(玉置玲央)が役に立つ」。道兼は捨て駒なのか。妻・時姫(三石琴乃)も「そのような恐ろしいお考え」と返した。

 ある早朝には、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)を呼び出し、同じく円融天皇に入内した関白・藤原頼忠(橋爪淳)の娘藤原遵子(中村静香)に「お子ができぬようにいたせ。褒美は望みのままじゃ」と呪詛を命じた。

 ちやはが不条理にも、父からの愛情に飢え、イラ立つ道兼に惨殺される悲劇となったが、SNS上には「段田安則、怖すぎ」「段田安則の圧倒的腹黒さ」「段田安則さんの深みと凄みのある演技が素晴らしかった」「段田安則の演技は格調高さを感じる。兼家の今後も気になります」「汚れ役…(苛烈なパワーゲームが展開された22年の大河)『鎌倉殿の13人』もビックリの恐ろしい台詞」などと戦慄や絶賛の声。今後の動向も注目される。

 次回は第2話「めぐりあい」(1月14日)が放送される。

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