玉川徹氏 大谷翔平に関するカリフォルニア州会計監査官の声明に「おかしい。強欲だと思う」

2024年01月12日 09:17

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玉川徹氏 大谷翔平に関するカリフォルニア州会計監査官の声明に「おかしい。強欲だと思う」
東京・六本木のテレビ朝日社屋 Photo By スポニチ
 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が12日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。ドジャースの大谷翔平(29)が同球団と結んだ10年総額7億ドルの契約で、6億8000万ドルを期間満了後に受け取ることに対する、カリフォルニア州会計監査官のマリア・コーエン氏の声明について言及した。
 コーエン氏は「現行のシステムでは最高税率の人たちに無制限の後払いを許していて、税の仕組みに置いて、大幅な不均衡を生じさせている。後払いに上限がないことは、所得格差を深刻化させ、税の公平な分配を妨げている。議会が早急かつ断固とした行動をとるよう強く求めたい」と声明で述べた。

 カリフォルニア州は米国内でも高い税率で知られるが、10年が経った後に、大谷が日本に帰国するか、他の州に移った場合、後払い分の税金は同州に納めなくてもいい。このニュースを報じたロサンゼルスタイムス紙のビル・シャイキン記者は「カリフォルニア経済と雇用センターによると、同州は約9800万ドル(約142億円)の税収を失う可能性がある」としている。高額所得者が税金を安くするための抜け穴としないため、会計監査官が議会に法改正を求めたという。

 玉川氏は「カリフォルニアのこれを言った人間がちょっとおかしいんじゃないかなと僕は思います。まず今のルールじゃないし、大谷さんが脱税しようと思っているわけじゃない。どこかでは払うんですよ。アメリカ国内に移動したら、その先で払うわけでしょ。仮に日本に戻ってきたら日本で払うので、まず大谷さん個人の問題ではないってことですよね」と指摘。「さらに例えて言えば退職金みたいなものでしょ。退職金も簡単に言えば給料の後払いですから。退職金は必ずもらう権利が発生するんです。終わった後に一括でもらえるお金で、その退職金をもらう時に住所が別な所にあったからって、元住んでいた自治体が“お前、おかしいじゃないか”って言わないでしょ。だから、これはもうカリフォルニア州のこの会計監査官の強欲だと思います」と自身の考えを述べた。

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