玉川徹氏 自民・政治刷新本部に「問題の本質は派閥じゃない。企業や団体からお金が政治にいく仕組み」
2024年01月12日 10:34
芸能
菅氏は会合で「非常に分かりやすいのは派閥の解消だ。スタートラインとして進めていく必要がある」と強調。無派閥の小泉進次郎元環境相も「カネと人事の問題を派閥から切り離すべきだ」と語り、派閥パーティーの禁止や政務三役を派閥が推薦する慣例廃止を提唱した。
玉川氏は「派閥の解消ができるかできないかというところをポイントにしてしまうと、実はごまかしにあっているようなものだと僕は思うんです。本質はそこではないんです」と指摘。「人は3人集まると派閥ができる、そういうものなんです。だからグループはどうしてもできてしまう」と言い、「問題の本質は政治とカネなんです。ここは結局、個人の献金と違って企業・団体献金というのは何のために金を払っているんだって言ったら、お金を払って見返りを求めているからに決まっているので、そうなるといっぱいお金を払ったところの政治をすることになるんです。それでは国民のための政治にはならない。だから今回の問題の本質は企業や団体からお金が政治にいくような仕組み、これをどのように変えるか。その1点です。そこからブレないようにしておかないと、ごまかされます」と自身の考えを述べた。