中野信子氏　自民の政治刷新本部に「ポーズだけじゃないぞというところが少しでも分かると…」

2024年01月12日 12:10

芸能

中野信子氏　自民の政治刷新本部に「ポーズだけじゃないぞというところが少しでも分かると…」 — 東京・六本木のテレビ朝日社屋 Photo By スポニチ

　脳科学者の中野信子氏が12日、テレビ朝日「大下容子ワイド！スクランブル」（月～金曜前10・25）に出演。自民党が11日、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、岸田文雄首相（党総裁）直属機関として新設した「政治刷新本部」の初会合を開いたことに言及した。

　政治刷新本部の本部長は岸田首相で、最高顧問には、麻生派を率いる麻生太郎副総裁と無派閥の菅義偉前首相が就任。本部長代行は、茂木敏充幹事長（茂木派）、本部長代理は、森山裕総務会長（森山派）、渡海紀三朗政調会長（無派閥）、小渕優子選挙対策委員長（茂木派）、検事長に木原誠二幹事長代理（岸田派）、事務局長に小倉将信前子ども政策担当相（二階派）、幹事は小泉進次郎元環境相（無派閥）、松川るい参院議員（安倍派）、三原じゅん子参院議員（無派閥）らで、全体で38人で安倍派から最多の10人が参加。月内の中間取りまとめに向け意見を集約していく。

　初会合では、派閥解消の是非を巡り議論。菅氏は「非常に分かりやすいのは派閥の解消だ。スタートラインとして進めていく必要がある」と強調。無派閥の小泉進次郎元環境相も「カネと人事の問題を派閥から切り離すべきだ」と語り、派閥パーティーの禁止や政務三役を派閥が推薦する慣例廃止を提唱した。

　大下容子アナウンサーが「中野さんはどんな刷新に期待しますか？」と聞くと、中野氏は「うーん、刷新というのが、国民が刷新と思ったふうな刷新になるのか、本当にこういうことをすれば変わるだろうなという抜本的な何かをすることができるんだろうかと皆さん、見ていると思うんです、私だけではなくて。ポーズだけじゃないぞというところが少しでも分かると、自民党にとってはいいことにはなると思うんですけれども、しばらく注目ですかね」とコメントした。