松本人志　生コメントないまま裁判突入か　吉本「会見予定ない」

2024年01月12日 05:15

芸能

松本人志　生コメントないまま裁判突入か　吉本「会見予定ない」 — 「ダウンタウン」松本人志 Photo By スポニチ

　女性に性的行為を強要したと報じた週刊文春との裁判に注力するため活動休止を発表したダウンタウンの松本人志（60）が、生でコメントをしないまま裁判に突入する可能性が高まった。

　活動休止前最後の出演となる予定だった14日放送のフジテレビ「ワイドナショー」は、出演発表翌日の10日に急転取りやめ。一夜明けた11日、吉本興業は「会見の予定はございません」としており、今後はX（旧ツイッター）だけが情報発信ツールとなる見通しだ。関係者は「松本さんが今後、この件について公の場で話すことは法廷までないのでは」と話した。

　テレビ局関係者によると、松本は文春が昨年末に報じた2015年の性的強要疑惑に対する訴訟の準備を進める中で周囲に「（女性との）飲み会自体はあった」と認めており、性的行為の強要について「全くない」と全面的に争う意向。文春報道後、吉本興業が「当該事実は一切ない」、自身も「事実無根」と発信したことを受け、一部で飲み会自体がなかったと誤って受け止められていることには困惑しているという。関係者は「ワイドナショーでもこの誤解は解きたかったのではないか」と推察した。

　≪予定通り番組放送≫フジテレビは11日、12日の「人志松本の酒のツマミになる話」、14日の「まつもtoなかい」の松本の冠2番組を予定通り放送すると発表した。「収録済みのものは放送いたします」とし、次週以降の放送については明らかにしていない。朝日放送テレビは、松本が局長を務める「探偵！ナイトスクープ」を収録済みの3回分を予定通り放送。その後は松本不在のまま、探偵らが局長代理を務める形で番組を継続することを明らかにした。