田崎史郎氏 自民党の政治刷新本部では「派閥の解消はないだろう。派閥が悪いのではなく…」

2024年01月12日 09:41

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田崎史郎氏 自民党の政治刷新本部では「派閥の解消はないだろう。派閥が悪いのではなく…」
東京・六本木のテレビ朝日社屋 Photo By スポニチ
 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が12日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)で、自民党が11日、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、岸田文雄首相(党総裁)直属機関として新設した「政治刷新本部」の初会合を開き、派閥解消の是非を巡り議論したことについてコメントした。
 本部メンバーは最高顧問に就任した菅氏や麻生太郎副総裁ら計38人。このうち事件の渦中にある安倍派から10人(岡田直樹参院議員、野上浩太郎参院議員、佐々木紀衆院議員、高階恵美子衆院議員、上野通子参院議員、太田房江参院議員、松川るい参院議員、吉川ゆうみ参院議員、藤原崇衆院議員、高橋はるみ参院議員)、二階派から2人(松本洋平衆院議員、小倉将信衆院議員)が起用された。麻生派を率いる麻生氏のほか茂木派会長の茂木敏充幹事長、森山派会長の森山裕総務会長と派閥領袖も入ったほか、意見の取りまとめ役には首相側近の木原誠二幹事長代理が就いた。月内の中間取りまとめに向け意見を集約していく。

 菅氏は会合で「非常に分かりやすいのは派閥の解消だ。スタートラインとして進めていく必要がある」と強調。無派閥の小泉進次郎元環境相も「カネと人事の問題を派閥から切り離すべきだ」と語り、派閥パーティーの禁止や政務三役を派閥が推薦する慣例廃止を提唱した。

 田崎氏は、政治刷新本部について「派閥の解消はないだろう。派閥が悪いのではなく、派閥がやってきたことが悪いという考え方。人事と金の問題は是正し、派閥の例外を除去していく。中間とりまとめは100点をとることはないが0点でもない。見方によっては50~60点という結果になるのでは」とコメントした。

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