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慶応・清原Jr.勝児 父譲り“サヨナラ男”だ!代打でコールド勝ち決める押し出し四球選ぶ

2023年07月19日 05:00

野球

慶応・清原Jr.勝児 父譲り“サヨナラ男”だ!代打でコールド勝ち決める押し出し四球選ぶ
<慶応・市ケ尾>7回、コールドとなる押し出し四球を選び、一塁へ向かう慶応・清原(右)(撮影・木村 揚輔)  Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権神奈川大会5回戦   慶応8―1市ヶ尾 ( 2023年7月18日    相模原 )】 夏の風物詩、うちわ。涼をとるための道具は古来、祈願にも使われていたという。西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)は「清原」と記されたうちわを手に慶応ベンチを正面に、三塁側内野席に腰を下ろした。
 ベンチスタートで背番号15の息子、勝児(2年)は、7―1の7回に代打で登場した。1点取ればコールド勝利の2死満塁。「この1点を取ればチームが楽になると思った」と3―1から低めの球を見送り、押し出し四球を選んだ。今大会は無安打だが、初打点でチームは“サヨナラ”コールド勝ち。父はプロ野球歴代4位の通算1346四球で、サヨナラ本塁打12本とサヨナラ安打20本はいずれもプロ野球記録。父のような「サヨナラ男」ぶりを発揮だった。

 「打ちたい気持ち、冷静さを持って打席に入った結果、見極められたと思います」と勝児。厳しいレギュラー争いでベンチスタートが続くが「初安打を打ってどんどん上がっていけるように」と20日の横浜創学館との準々決勝での快打を誓った。(柳内 遼平)

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