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横田慎太郎さんを追悼 打撃コーチとして復帰見守った浜中氏「ボールが3つに見える」と相談され考えた日々

2023年07月19日 12:36

野球

横田慎太郎さんを追悼 打撃コーチとして復帰見守った浜中氏「ボールが3つに見える」と相談され考えた日々
19年1月当時、浜中治打撃コーチ(左)にあいさつする横田慎太郎さん Photo By スポニチ
 元阪神タイガースで、関西独立リーグ・和歌山ウェイブスGMの浜中治氏(45)が19日、ABCテレビ「おはよう朝日です」に出演。前日、28歳の若さで亡くなった元虎戦士・横田慎太郎さんを悼んだ。
 横田さんは13年ドラフト2位で鹿児島実から阪神に入団。16年には開幕スタメンに。だが17年2月に脳腫瘍が判明。計2度の手術など約半年の闘病を乗り越え、復帰を目指した。視力低下の後遺症に苦しみ19年9月に現役引退を決断。引退試合となった同26日の2軍・ソフトバンク戦、途中出場で中堅守備に入り、二塁走者の本塁突入を阻止する“奇跡のバックホーム”でラストプレーを飾った。

 浜中氏は当時、阪神の打撃コーチを務めていた。手術後、復帰を目指す横田さんから、「バッティング練習で、緩い球なんですけど、“ボールが3つぐらいに見えます、どうしましょ”って相談されて」と回想。「僕も何の役にも立てなかったんですけど、一緒にどうしていこうかと考えた日々をすごい思い出してしまうんで」と言葉を詰まらせた。

 「今まで頑張って来られたんで、ゆっくり安らかに…」と追悼したが、「すごい辛いですね、やっぱり。一緒に居たんでね」とやるせない心中を打ち明けた。  

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