ドーンと明かす!セパ主砲の極意 巨人・岡本和&日本ハム・万波に直撃7つの質問

2023年07月19日 05:30

野球

ドーンと明かす!セパ主砲の極意 巨人・岡本和&日本ハム・万波に直撃7つの質問
巨人・岡本和(左)と日本ハム・万波 Photo By スポニチ
 【マイナビオールスターゲーム2023 】 「マイナビオールスターゲーム2023」は19日、バンテリンドームで第1戦が行われる。セ、パ両リーグで本塁打王争いを演じ5度目の選出となった巨人・岡本和真内野手(27)と、初選出の日本ハム・万波中正外野手(23)が本紙インタビューで7つの同じ質問に回答。球宴への思いや本塁打を打つための極意、互いの印象など、たっぷりと明かした。(取材・小野寺 大、田中 健人)
 ――あなたにとっての球宴とは。

 岡本 あまり見てなかったし、思い出もないんですけど(笑い)。出られるというのはうれしいことだなと、凄く思います。(自身のプレーで覚えているのは)初盗塁!(※1)

 万波 球団でレギュラーを取るより、もっと特別なことというか、難しいことかなと思います。(チームの)試合に出ているからといって、出られる舞台ではないので。ほんと特別な場所かなと思います。

 ――本塁打の魅力とは。

 岡本 お客さんもファンの方も凄く喜んでくれるというか、盛り上がる。そこが一番だと思います。

 万波 僕が子供の頃とかを思い出せば、やっぱり試合の中で一番盛り上がれるプレー。打者にとっても、ファンの皆さんにとっても一番いい結果なんじゃないかなと思います。特に投手戦では打ちたい。

 ――それぞれの印象は。

 岡本 足も速いですし、肩も強いし、打球もめっちゃ速かった。めっちゃ打ってましたしね、うちの試合で(※2)。凄くパワフルな選手、凄いなと思います。飛距離も凄い。ホームランも映像で見たりします。凄い打球を打つなと。

 万波 名古屋での侍の壮行試合で、手伝いに行った際に打撃練習を見させてもらって(※3)。バンテリンドームの右中間に、どんどん本塁打を打っていた。タイミングを外されてもフライを打てる技術は、本塁打を量産するのに凄い必要な技術だと思う。それが凄い。

 ――本塁打を打つために必要な極意は。

 岡本 思い切り振る。パワーというか、しっかりバットを振れることじゃないですか。そのためには、ご飯を食べることと、たくさん強くバットを振ることじゃないですかね。ボールが来たら当てにいっちゃったりすることが、多分、今の段階では多いと思う。僕らも今でもありますし。でも、そこは空振りは恐れずに、しっかり思い切って振ってほしい。それを続ければスイングも強くなってくるし、打ち方も覚える、と思いますけどね。

 万波 スイングスピードと打球速度を、今年はめちゃめちゃ意識しています。そのためには、速くバットを振ること。あとはたくさん遊ぶことが本当に大事だと思います。まずは速い打球を打てるようになることだと思う。

 ――球宴ではどんな打撃をしたいか。

 岡本 いや、特にないです(笑い)。試合に出たら、前に飛んだらいいなと思ってプレーしていますよ(笑い)。

 万波 ホームランを打ちたい。派手な活躍をしたいです。とびきりでかいやつを打ちたい。めちゃめちゃ欲にまみれてますね(笑い)。

 ――対戦したい選手。

 岡本 みんなと対戦したいです。まあ、試合に出たらとにかく頑張ります。

 万波 今永投手です。交流戦のリベンジをしたい(※4)。プロに入って1年目のオープン戦で、今永さんが初めてプロで対戦した投手。勝手に僕の中で思い入れがあって、ぜひ、対戦したいです。

 ――球宴を経て後半戦への意気込みを。

 岡本 普段は戦っている人と一緒にやるので、気も使いますけど、面白い部分ではあるんじゃないかなと。まあ僕らがというよりは、ファンの方が、応援に来てくれる方が、楽しんでくれたらいいと思います。折り返して、さらに大事な試合が続くと思うので、一つでも多く勝てるように頑張っていきたいです。

 万波 体力勝負な感じが凄くしているので、体調維持について、特に長く試合に出続けている皆さんに聞いてみたい。(他の選手は)何を取っているのかとか。口にするものは結構気になります。サプリメントとかですね。トレーニング、バッティングの意識、考え方とか時間が許す限りいろいろ聞いて、後半戦に生かしたい。

 ※1 21年7月16日の第1戦(メットライフドーム)の6回、球宴通算12打席目で初安打を放ち、2死から広島・菊池涼の初球に二盗を成功。

 ※2 万波は6月2~4日の巨人3連戦に全て「4番・右翼」で先発出場し、12打数8安打、1打点、打率.667。本塁打はなかったが、2日にはプロ初盗塁もマーク。

 ※3 3月4日の中日との侍ジャパン壮行試合にサポートメンバーとして出場。6回に代走で途中出場し、8回には中越え2ランを放った。

 ※4 6月13日(横浜)で対戦し3打数無安打。第1打席は三ゴロ、その後は2打席連続空振り三振に倒れ、今永は7回2失点でシーズン4勝目を挙げた。

 ▽岡本和の前半戦VTR WBCの激闘を終え、3、4月はわずか2本塁打だった。5月に入ると、徐々に自慢の長打力を発揮。交流戦ではともに12球団トップの8本塁打、19打点をマーク。打率も同2位の.383と文句なしでMVPに選出された。6月には打率.309、7本塁打、19打点で自身2度目の月間MVPも受賞した。

 ▽万波の前半戦VTR 高卒5年目で自身初となる「7番・右翼」で開幕スタメンをつかんだ。5月20日オリックス戦から同30日ヤクルト戦まで9戦6発を放つなど、5月だけで7本塁打、打率.267をマークし、パ・リーグ打者部門で5月度の月間MVPを初受賞した。以降は中軸に座り、7月4日ソフトバンク戦で自己最多15号を放った。

 ≪初戦に勝利すればHRダービー激突≫名古屋市内で開催された球宴のトークショーでは、ホームランダービーの組み合わせが発表された。岡本和は初戦でソフトバンクの柳田、万波はDeNA・宮崎とそれぞれ対戦する。両者が初戦を勝利すれば、続く準決勝で激突する。賞金100万円をかけた熱いバトルが実現するかも注目だ。

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