阪神・浜地も涙「すごい人を近くで見れたんだなと」忘れない入寮初日に風呂で見た横田さんの鋼ボディー

2023年07月19日 17:35

野球

阪神・浜地も涙「すごい人を近くで見れたんだなと」忘れない入寮初日に風呂で見た横田さんの鋼ボディー
横田慎太郎さんに黙とうを捧げる(左から)及川、浜地、才木(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 18日に逝去した阪神OBの横田慎太郎さんと同じ九州出身で担当スカウトも同じだった浜地は、涙を流して思い出を語った。
 1年目だった17年1月。入寮初日の風呂場で横田さんと初めて顔を合わせたといい「入寮して最初にお風呂に入って横田さんと出会ったんですけど。本当に体がすごくて。それが最初の印象というか」と懐かしんだ。

 その後、横田さんは脳腫瘍の闘病も経験し「どんどん体が…なんていうんですかね…最初の(すごい)感じがどんどん無くなっていって。病気は怖いんだなと思って」と声を詰まらせた。それでも、同じ期間にリハビリ組で汗を流した際には「どっちがグラウンドに早く戻れるかっていうのを競争しようと持ちかけてくれて…。当時は(その後引退するとは)分からなかったですけど、横田さんて本当に強い人なんだなと感じました」とうなずいた。

 「(野球をしていることは)当たり前じゃないんだなというのは本当に思いましたし。うーん…横田さんの苦しみを表に出さない強みというか。最後のバックホームも奇跡と言いますけど、神様のプレゼントとかじゃなくて本当に実力ですべて起こしたんじゃないかと。必然で起こしたと思ってる。ひたむきにまっすぐに努力されてたので、見習うとは簡単には言えないですけど、すごい人を近くで見れたんだな」。

 間近で見てきた先輩の“強さ”を胸に焼き付け、後半戦に臨む。

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