横田さんの“教育係”だった阪神・北條「ヨコでもダメやったって思ったら」「いっぱい思い出ある」

2023年07月19日 11:57

野球

横田さんの“教育係”だった阪神・北條「ヨコでもダメやったって思ったら」「いっぱい思い出ある」
19年9月、引退セレモニーで(手前左から)高山、北條、中谷の騎馬にまたがり、マウンドに向かう横田さん Photo By スポニチ
 18日に逝去した元阪神の横田慎太郎さんがプロに入団した1年目に教育係に指名されたのが先輩の北條だった。良き兄貴分として横田さんも頼ってきた存在で北條にとっても可愛い後輩。5月に面会したことを明かし、無念さをにじませた。以下は鳴尾浜で練習を終えた北條との一問一答。
 ―知らせを聞いて
 「5月に1回会った時、ちょっとやばそうみたいな感じやったんすけど。でも、そっからちょっと外で散歩できるまで回復したって聞いて、若干安心したんですけど…。でも、それでもヨコでもダメやったって思ったら、だいぶ…。僕が行った時、(余命が)多分1週間、2週間って、その時は聞いてへんかったっすけど、そっからだいぶ頑張ったんやなと思います」

 ―可愛い後輩だった。現役時代の姿はどのように映っていた
 「他の選手に持ってないようなポテンシャルを持って、それでああいう性格で。あいつが人を嫌うこともないし、あいつを悪く言うやつもないし。みんなから愛されていた選手やったんで」

 ―野球ができる喜びを改めて
 「(横田が)引退する時もずっと思ってたっすけど、いざいなくなってってなったら、そういう思いになります」

 ―寂しいなっていう思いが1番強いか
 「うーん、そうですね。いっぱい思い出あるんで。夜間練習とか。1番、一緒におったかなと思う。あいつが入ってきた時から僕、教育係やったんで。いろんなこと教えて、一緒に行動してって流れやったんで。感謝です」

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