阪神・村上 剛腕・朗希に遅球で対抗!?球宴第1戦先発で投げ合い決定「投げるかどうかはお楽しみで」

2023年07月19日 05:15

野球

阪神・村上 剛腕・朗希に遅球で対抗!?球宴第1戦先発で投げ合い決定「投げるかどうかはお楽しみで」
オールスターへの意気込みを語る阪神・村上(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 19日に開幕する「マイナビオールスターゲーム2023」のファンイベントが18日に名古屋市内であり、阪神の村上頌樹投手(25)が登場した。第1初戦の予告先発が発表され、パのロッテ・佐々木朗希投手(21)と投げ合うことが決定。日本人最速タイの165キロを投げる「令和の怪物」に対し、スローボールで対抗する構えを示した。
 佐々木朗の剛速球に、村上は遅さで対抗する。第1戦の先発が決まり、「(ファンは)160キロを見てからだと、自分の真っすぐが遅く感じると思うので、そこは嫌ですけど…」と自虐的になりながら、改めてスローボールに意欲。「投げるかどうかは明日(19日)次第」と煙幕を張りつつ、「お楽しみで」と期待を持たせた。

 どれぐらい遅いのか。報道陣の「80キロ台か?90キロ台か?」という質問に「分からないです。まずストライクが入るように」と、かわした。「100キロ未満か?」という問いにも「そうですね。ちょっと頑張ります」とはぐらかした。

 全貌は不明ながら、遅い球には普段から取り組んでいる。キャッチボールの最後は、青柳にならって高い山なりのボールを数球投げるのが日課だ。「あれはフォームの確認の一環なので、そこ(練習)まではいかないですけど」。とはいえ、緩急を効かせられれば、「真っスラ」の特徴を持つ140キロ台後半の直球がさらに生きる。リーグ5位の87奪三振を支える投球術と制球力こそ、セ先発部門ファン投票1位となった右腕の最大の武器だ。

 野球ファン900人が集まった名古屋市内での球宴イベントでは冗談を飛ばす場面もあったが、反応はイマイチで「だいぶアウェーだった」と苦笑い。夢舞台では本業の投球で盛り上げる。(倉世古 洋平)

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