球宴第1戦は全パが15安打8点猛攻で快勝! 一昨年から4連勝 全セは12年ぶり零敗阻止がやっと

2023年07月19日 21:06

野球

球宴第1戦は全パが15安打8点猛攻で快勝! 一昨年から4連勝 全セは12年ぶり零敗阻止がやっと
<全セ・全パ>初回を投げ終えチームメートに出迎えられる佐々木朗(左)(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【マイナビオールスターゲーム2023第1戦   全パ8―1全セ ( 2023年7月19日    バンテリンD )】 プロ野球のスター選手が一堂に会する年に一度の祭典「マイナビオールスターゲーム2023」は19日、バンテリンドーム(愛知県名古屋市)で第1戦が行われ、全パが8―1で快勝した。
 全パは2021年の第2戦から4連勝で、通算成績は全パの89勝80敗11分け。最優秀選手賞(MVP)には全パの柳田悠岐外野手(34=ソフトバンク)が選ばれ、賞金300万円が贈られた。敢闘選手賞は全パの近藤健介外野手(29=ソフトバンク)、万波中正外野手(23=日本ハム)と全セの宮崎敏郎内野手(34=DeNA)。こちらはそれぞれ賞金100万円を手にしている。

 全パは初回、全セ先発右腕・村上(阪神)の立ち上がりを捉えた。外崎(西武)、近藤の連打で無死一、二塁とすると、3連打目となる松本剛(日本ハム)の右前適時打で先制。さらに4連打目となる柳田の中前適時打で2点目が入ると、栗原(ソフトバンク)の中前適時打などでさらに2点を加えて初回から一挙4点を先取した。

 4―0で迎えた3回には、柳田が2番手左腕・小笠原(中日)の内角直球を完璧に捉えて右翼スタンド中段へソロを叩き込み、5点リード。5―0で迎えた6回には先頭で左前打を放った中村(西武)が続く代打・安田(ロッテ)の右前打で三塁まで激走し、頓宮(オリックス)の右犠飛で再び激走して本塁生還を果たし6点目をもぎ取ると、さらに源田(西武)にも適時二塁打が出て7―0とした。

 7回には万波が球宴初打席で全セ5番手右腕・清水(ヤクルト)から右翼ポール直撃の本塁打を放って8―0と一方的にリードを広げ、逃げ切った。球宴での初打席初本塁打は2017年第2戦の小林誠司(巨人)以来6年ぶり18人目。日本ハムでは12年第1戦の陽岱鋼以来11年ぶりとなった。

 全セは8点を追う7回、直前の守備から入っていた宮崎がバースデー登板となった全パ7番手右腕・田中正(日本ハム)からソロ本塁打して全セ12年ぶりの零敗を免れるのが精いっぱい。わずか6安打に終わり、15安打8得点の全パに完敗を喫した。

 なお、第2戦は広島市のマツダスタジアムに舞台を移し、午後6時半に試合開始。予告先発投手は全セが九里(広島)、全パが山下(オリックス)と発表されている。

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