落合博満氏 1990年球宴での野茂英雄に対する「若いのにオジンくさい投手だ」発言の真意とは

2023年07月19日 17:10

野球

落合博満氏 1990年球宴での野茂英雄に対する「若いのにオジンくさい投手だ」発言の真意とは
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が19日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。選手時代の球宴について語った。
 落合氏が初めて球宴出場を果たしたのは3年目の1981年。そして83年第3戦(広島)では4回に広島・北別府からソロ、9回に巨人・角から2ランを放ち4打数2安打3打点でMVPを獲得した。

 中日時代の1990年第2戦には野茂英雄(21、近鉄)から2ランを放ち、一塁を守っていた清原(西武)が脱帽するシーンもあった。この年の球宴直前のインタビューで「野茂はフォークしか勝負できないんだろう」「若いのにオジンくさい投手だ」といった発言を本当にしたのか問われると、「ああ、言ったよ」とサラリ。

 なぜこのような発言をしたのか。「あの若さ(21歳)で真っすぐを放ってこないっていうのは、どうなのかなっていうことだよ。確かにフォークのいいピッチャーなんだけどもね。お祭りですよ。真っすぐで三振取りに来るっていうのが、だいたいのピッチャーの心理なんで」と当時の発言の真意を明かした。

 球宴では「ホームランしか狙ってなかった」という落合氏。通算でどのくらい本塁打を放ったか覚えていないといい、11本だと知らされると「11本しか打ってないんだ」と笑顔。最多は山本浩二の14本、次に王貞治と清原和博の13本で落合氏は歴代4位の成績を残し、打率も.365だった。史上初めてセ・パ両リーグでMVPを獲った選手時代の球宴を振り返り「オールスター行ったら必ずなんか賞品をもらって帰ってきてたっていう記憶はあるよ」と懐かしそうに振り返っていた。

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