ヤンキース・ジャッジ 今季2度目の1試合2発で両リーグトップ23号 名門対決はカード負け越しも存在感

2024年06月09日 12:09

野球

ヤンキース・ジャッジ 今季2度目の1試合2発で両リーグトップ23号 名門対決はカード負け越しも存在感
ヤンキース・ジャッジ Photo By スポニチ
 【インターリーグ   ヤンキース3―11ドジャース ( 2024年6月8日    ニューヨーク )】 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が8日(日本時間9日)、本拠でのドジャース戦で今季2度目の1試合2本塁打をマークし、両リーグトップの今季22、23号を放った。
 1―1の3回にドジャースの大谷翔平が1死一、三塁から左前適時打を放ち、ドジャースが勝ち越して迎えたその裏の攻撃だった。ジャッジも負けじとドジャースの右腕ストーンから左越えに角度19度、打球速度108.1マイル(約173.9キロ)の低弾道の一発を放って本拠ファンを沸かせた。この打球は左翼席最前列に陣取っていたドジャースファンがフェンス際の打球にグラブを差し出して一度はグラウンドに落ちたが、審判が本塁打と判定。その後ビデオ判定でも確認されたが、改めて本塁打と判定された。

 2―11と大差のついた9回にもヤンキースファンを喜ばせる一発を放った。3番手左腕ヤーブローの内角シンカーを叩くと、打球は右翼席へ飛び込む23号。試合に敗れてカード負け越しとなったが、見せ場をつくった。

 ジャッジはこれで通算280本塁打。大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者によると、901試合目での到達は、ライアン・ハワード(フィリーズ)を抜いてデビューから1000試合での最多本塁打となった。

 今季初のヤンキース―ドジャース3連戦に合わせ、ヤンキースタジアムの公式グッズ売り場で販売されていたドジャース・大谷とヤンキース・ジャッジのコラボグッズが早くも2日目で完売。2人のMVP対決が注目を集めていた。

 ボブルヘッド、Tシャツ、ピンバッジ、ボールと人気商品から次々に完売し、「MVP対決」と書かれた2人が並んだ写真の盾とパネルも試合前に完売した。グッズショップの店員は問い合わせるファンに「ソールドアウト」と連呼して説明。2日目の試合前での完売に「3日間で売るはずだったのに」とうれしい悲鳴を上げた。

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