ソフトバンク・嶺井 優しさが詰まっているロッカールーム

2024年06月09日 06:00

野球

ソフトバンク・嶺井 優しさが詰まっているロッカールーム
<D・ソ>7回、嶺井(中央)が2ランを放ち、チームメイトに迎えられる(撮影・篠原 岳夫) Photo By スポニチ
 【交流戦   ソフトバンク5-3DeNA ( 2024年6月8日    横浜 )】 【記者フリートーク】いじられ役で仲間思いの嶺井は、虫にも優しい。昨夏、自宅でカブトムシを初飼育。沖縄出身で、息子たちは“昆虫の王様”を間近で見たことも育てたこともなかっただけに大興奮。父として少しいい顔もできていた。
 お盆時期に子どもたちが妻の関東の実家に帰省した際、嶺井は筑後ファーム施設に向かう車内にカブトムシを同乗させた。ロッカーに虫かごを置き、練習の合間に餌やりなど面倒を見ていた。リチャードらに「え?嶺井さん、何ですか」と、いじられたが「大事なもの」と言い続けた。

 ロッカーでは捕手一本で勝負する谷川原が悩んでいた際に「人生は一回しかない。やるだけやれ」などと助言も与えた。昨秋、カブトムシは天国に。「息子たちに、命の大切さを教えることができた」と感謝していた。 (ソフトバンク担当・井上 満夫)

おすすめテーマ

2024年06月09日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム