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オリックス・佐藤一磨 5回1安打無失点でプロ初登板初勝利の権利 前日支配下登録の左腕が巨人相手に快投

2024年06月09日 15:45

野球

オリックス・佐藤一磨 5回1安打無失点でプロ初登板初勝利の権利 前日支配下登録の左腕が巨人相手に快投
<巨・オ>力投するオリックスの先発・佐藤(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【交流戦   オリックス―巨人 ( 2024年6月9日    東京D )】 オリックスの佐藤一磨投手(23)が9日の巨人戦(東京D)でプロ初登板初先発を果たし、5回1安打無失点の快投を披露。プロ初勝利の権利を手にして降板した。
 神奈川・横浜隼人から19年育成ドラフト1位で入団した育成契約5年目の左腕。昨季はウエスタン・リーグで8勝を挙げて最多勝を獲得するなど実績を積み重ねて前日8日に支配下登録され、「1年目からのことを考えれば、根気強くここまで見ていただいたオリックスの方々に本当に感謝。マウンドで恩返しが出来れば」と意気込んでいた。

 少年時代に家族に連れられて何度も訪れていたという東京ドームのマウンド。いきなり2点の援護をもらった初回は1死から2番のヘルナンデスに4球目のフォークを捉えられて左中間を破る二塁打を打たれたが、続く吉川を二ゴロ、岡本和は中飛に打ち取って無失点で切り抜けた。

 2回はベテランの坂本、長野、小林にも臆さず直球で押し込んで三者凡退。3回は四球から2死三塁としたが、147キロの直球でヘルナンデスを見逃し三振に抑えて小さくガッツポーズを作った。

 岡本和、坂本を無安打に封じるなど危なげない投球でスコアボードに0を並べ、5回73球を投げてわずか1安打の好投。プロ初登板初勝利の権利を手にして救援陣にマウンドを託した。

 ▼佐藤 マウンドに上がる前まではとても緊張していたんですが、ゲームに入ってからはいつもと同じように投げることができたと思います。(1軍のマウンドで)今の自分の力は出し切れたのかなと思いますし、凄いバッター達との対戦の中でもしっかりと勝負していくことができたところは良かったです。

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