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DeNAドラ5・石田裕 初勝利の権利持って降板 プロ初登板初先発で5回5安打1失点

2024年06月09日 15:42

野球

DeNAドラ5・石田裕 初勝利の権利持って降板 プロ初登板初先発で5回5安打1失点
<D・ソ3>好投する石田裕(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【交流戦   DeNA-ソフトバンク ( 2024年6月9日    横浜 )】 DeNAのルーキー・石田裕太郎投手(22)が9日のソフトバンク戦(横浜)でプロ初登板初先発。5回5安打1失点と力投し、初勝利の権利を持って降板した。
 横浜市磯子区出身で生来のベイスターズファンだった石田裕。静清-中大を経て、昨年ドラフト5位で入団した。

 憧れの1軍マウンドで、初回から飛ばした。周東、今宮を連続三振。2死後、栗原と山川の連打などで満塁のピンチを招いたが、柳町を一ゴロに打ち取ると、その裏、中大で3学年先輩の牧が特大の7号満塁本塁打を放って援護した。

 この日、6試合ぶりに4番復帰した牧は「しっかり力強く捉えられ、後輩の裕太郎を援護することができてうれしい」と後輩を後押しした。

 守備も盛り立て、2回には周東が左中間へ放った打球を筒香がダイビングキャッチ。3回には中堅へ抜けそうな打球を牧が横っ飛びでつかんで二ゴロに仕留め、石田裕は先輩たちのビッグプレーにガッツポーズしながら感謝した。4回に遊ゴロの間に1点を失ったが、最少失点にとどめた。

 6回からは2番手の左腕・坂本がマウンドに上がった。

 ▼石田 チームに合流した時が一番緊張していたので、今日は冷静に試合へ入ることができました。強力ソフトバンク打線相手でしたが、ボールが先行して後手にならないようゾーン内で勝負すること、またファームで取り組んできたことを出そうと意識しました。初回からの援護、そして守備で助けていただいた野手の皆さんに感謝したいです。

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