西武・渡辺監督代行 甲子園に「女神がいなかった」今季3度目7連敗「いやらしい打席を増やさないと」

2024年06月09日 19:08

野球

西武・渡辺監督代行 甲子園に「女神がいなかった」今季3度目7連敗「いやらしい打席を増やさないと」
<神・西>7回、交代を告げ、引き上げる渡辺監督代行(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【交流戦   西武-阪神 ( 2024年6月9日    甲子園 )】 西武は0-3で阪神に敗れ、今季6度目の零敗。今季3度目の7連敗を喫し、借金は今季ワーストを更新する「21」にまで膨れ上がった。渡辺久信監督代行兼GM(58)は「ホームに帰って、どう戦っていくかというのが凄く大事になってくる」と切り替えを強調した。
 阪神・才木に8回1死までノーヒットに抑えられ、「良かったですね。序盤からなかなか何もできなかった」と完敗を認めた。続けて、振り負けている打席が多かったことを指摘し、「全体的にもバッティングが上がってこないというか、ちょっと相手投手に楽に投げさせているよね。もう少しいやらしい打席を増やしていかないと」と奮起を促した。

 先発した渡辺は粘投も、0-0で迎えた7回に3点を失って降板。6回無死一、二塁は無失点で切り抜けたものの、7回無死一、二塁からは先制点を献上するなど3失点。イニングの入り方に触れ「ちょっと詰めが甘かったなというところ。及第点ではあるが、今の状況が状況なだけにやっぱり先に点をいかれちゃっているというところがね」と残念がった。

 今季3度目の7連敗。指揮を執り始めた交流戦も3勝9敗と苦しい戦いを強いられている。「甲子園には魔物がよくいると言うけど、女神がいると思って来たんですけどね…なかなか女神がいなかったですね」と肩を落とした。「この遠征、最悪の遠征だったのでね。あさってからホームに帰って、どう戦っていくかというのが凄く大事になってくる」と11日からの本拠地・広島戦、DeNA戦を見据えた。

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