DeNA・石田裕「最高です!」大感激の初勝利 地元出身&ベイ党、憧れの場所で「信じられない」

2024年06月09日 17:40

野球

DeNA・石田裕「最高です!」大感激の初勝利 地元出身&ベイ党、憧れの場所で「信じられない」
<D・ソ3>プロ初勝利を三浦監督(左)から祝福される石田裕(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【交流戦   DeNA8-5ソフトバンク ( 2024年6月9日    横浜 )】 DeNAがソフトバンクを8-5で下し、連敗を4でストップ。プロ初登板初先発となったルーキー・石田裕太郎投手(22)は5回5安打1失点と力投し、プロ初勝利を挙げた。
 横浜市磯子区出身で生来のベイスターズファンという石田裕。静清-中大を経て、昨年ドラフト5位で入団した。

 憧れの1軍マウンドで、初回から飛ばした。周東、今宮を連続三振。2死後、栗原と山川の連打などで満塁のピンチを招いたが、柳町を一ゴロに打ち取ると、その裏、中大で3学年先輩の牧が特大の7号満塁本塁打を放って援護した。

 守備も盛り立て、2回には周東が左中間へ放った打球を筒香がダイビングキャッチ。3回には中堅へ抜けそうな打球を牧が横っ飛びでつかんで二ゴロに仕留め、石田裕は先輩たちのビッグプレーにガッツポーズしながら感謝した。4回に遊ゴロの間に1点を失ったが、最少失点にとどめた。

 石田裕は5回を投げ終えて降板後もベンチで目いっぱい応援。7回に筒香が、NPB通算1000安打となる5号右越え3ランでダメ押した。

 牧とともにヒーローインタビューに登場し「ちっちゃい時からこのハマスタで野球を見ていたので、ちょっと信じられない」と大感激。「最初は緊張したんですけど、牧さんがホームラン打ってくれて守ってくれて。そして筒香さんもホームラン打ってくれて守ってくれて。最高です!」と絶叫した。

 「初回から全力投球していこうと心掛けたので、5回持つかなと心配だったけれどよかった」と安ど。

 修学旅行に筒香のユニホームを着て行ったこともあるという逸話も披露され、「(筒香のホームランは)めちゃかっこよかったです」と目を輝かせた。

 スタンドには母と弟が駆けつけていたが、大のDeNAファンという父は残念ながら来られず。「お母さんにありがとうと伝えたい。次投げて、お父さんが見に来てくれた時、勝ちたい」と声を弾ませた。

 「ルーキーのみんなが活躍しているのを見ていて、負けないように頑張りたいと思っていた。ここからチームが勝っていく起爆剤になれるよう頑張りたい」と意気込んだ。

 ▼三浦監督 裕太郎が最高のピッチングをしてくれた。腕を振って向かっていく姿勢、ガムシャラに投げているところが一番良かった。守りもルーキーを盛り立ててよく救ってくれた。(5回で交代は)プラン通り。まだ6試合残っている。しっかりこの勢いをつなげていけるようにしたい。

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