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阪神・才木 8回1死からノーノー逃し「悔しいです」 決勝打の中野「プレッシャーかかった」

2024年06月09日 17:50

野球

阪神・才木 8回1死からノーノー逃し「悔しいです」 決勝打の中野「プレッシャーかかった」
<神・西>お立ち台で笑顔の才木(左)と中野(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【交流戦   阪神3-0西武 ( 2024年6月9日    甲子園 )】 阪神は才木浩人投手(25)が8回1死まで無安打投球の快投を見せ、打線は7回に中野拓夢内野手(27)の先制2点三塁打から計3点を奪って西武を下した。お立ち台にはその2人が上がった。
 <才木>
 ―改めて投球を振り返って
 「悔しいです」

 ―(ノーヒットノーランを期待する)甲子園のファンのワクワク感はマウンド上で感じていたか
 「凄い盛り上がってるなあと。そりゃ盛り上がるかと」

 ―9回のマウンドもいきたい気持ちはあったか
 「もちろん、いきたい気持ちもありましたけど。コーチに“やめとこか”と言われて」

 ―8回1安打9奪三振で無失点の好投だった。
 「昨日、一昨日といい流れの試合展開だった。今日、自分も続けるようにと思って投げました」

 ―8回を投げきって。(8回に1度ベンチへ下がる場面があり)足は大丈夫だったか
 「ちょっと、つっただけなので。全然、大丈夫です」

 ―7回には(お立ち台で)隣の中野、前川のバットから点が入った。ベンチからどう見ていたか
 「その前に僕が派手に三振したので。“頼む~”と思いながら。打ってくれたので、さすがだな~と思いました」

 ―両リーグトップ7勝目を挙げた。感想を
 「野手の方が打って下さり(捕手の)梅野さんがリードしてくれているおかげ。いいリズムで来ているので、次もしっかり投げられるように準備していきたいと思います」

 タイガースファンは(才木が登板する)日曜日を楽しみにしている。
 「(歓声を受けて)ちょっと足りないですね(と、あおる)。(さらに大きな歓声を受けて)最高でーす」

 <中野>
 ―才木への援護点をもたらした
 「前の打席でもチャンスで回ってきて、才木に援護点与えられなかったので。まあ、才木のふがいない三振を見た後に、ちょっとプレッシャーはかかったんですけど。何とか才木のために打ってあげようと思って打席に入りました」

 ―どういう意識で
 「絶対、自分でも決めてやろうと積極的に振りにいけたので。それがいい結果につながって良かったと思います」

 ―打球は前進守備の外野手の頭を越えた
 「正直、越える…ファンの皆さんも全員、自分が外野の頭を越える打球を打つとは思っていなかったと思うんですけど。風にも助けられたと思いますし、何より才木の気持ちが乗り移ってくれたと思います」

 ―三塁塁上でガッツポーズは才木へ向けて?
 「違います」

 ―本当のところはどう?
 「才木のためにガッツポーズしました」

 ―今年のい才木はどんな存在か
 「後ろ守っていても頼もしく見ている。才木なら絶対に抑えてくれると思っている。次回以降は早めに才木に援護点を与えられるように頑張ります」
 
 <才木>
 ―最後に一言
 「これから、まだまだ試合が続くので。どんどん勝てるようにファンの声援が絶対に必要です。これからも応援よろしくお願いします」

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