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【阪神大学野球1部のキーマン】関西国際大 3季ぶり優勝へ エース不後に続くのは

2022年04月08日 05:32

野球

【阪神大学野球1部のキーマン】関西国際大 3季ぶり優勝へ エース不後に続くのは
関西国際大学の鈴木英之監督(左)と西山大貴主将 Photo By スポニチ
 エース左腕・不後祐将(3年=中京学院大中京)に続く投手の覚醒が3季ぶり優勝のカギを握る。鈴木英之監督が期待するのは、梶尾謙志郎(3年=大分南)と堀陸人(2年=如水館)、左腕の水谷倖志(4年=姫路工)だ。梶尾は1メートル85の長身右腕で制球力がある。直球は140キロそこそこだが、カーブ、スライダーに落ちる球を駆使する。この春の飛躍が楽しみな素材。
 「堀も140キロそこそこの球を投げる。ただ、みんな経験が少ない。そこがどう出るかは不安」

 また、秘密兵器として阿部海篤(4年=淡路三原)の名前が挙がる。140キロ台中盤の直球と130キロ台中盤のスライダーを武器にオープン戦などで短いイニングを投げ結果を残してきた。鈴木監督は「非常に強い球を投げるが、これまではばらつきがあった」と急成長ぶりを喜ぶ。

 打線は、昨秋ベストナインを獲得した山下尚(3年=如水館)が核となりそうだ。さらに、主力の4年生が抜けた後を「1年生を起用することもある」と明かした。

 西山大貴主将(4年=西脇工)は「春はキャッチャーというポジションが大きくなってくると思います。出場する試合では、うまくリードしていきたい」と守備の要としての自覚を見せている。 

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