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【関西学生野球リーグ4月6日開幕】「絶対エース」金丸擁する関大がV最右翼 リーグ戦展望

2024年04月02日 10:00

野球

 今春から関大、近大、立命大の3大学で新監督が就任し、新風吹き荒れる可能性のある春といえる。その状況でも各大学の監督が「金丸をどう攻略するか」と口をそろえるように、絶対的エースの金丸を擁する関大が優勝候補の筆頭に挙がる。
 金丸はリーグ戦18連勝中と付け入る隙が見当たらない。加えて、富山、下井田らが並ぶ打線も強力だ。投打のバランスが取れており、2季連続優勝を狙える戦力を有している。

 昨春王者の近大は、昨年12月の大学日本代表候補合宿に招集された正二塁手の勝田、昨秋先発5試合で3勝を挙げた北見ら3年生に好選手がそろっている。投打で下級生が機能して勢いづけば、春3連覇に近づきそうだ。

 立命大は、今春から主戦投手を担うプロ注目の最速152キロ右腕・長屋が復権のカギを握る。野手にも強打の竹内が控えるなど、個の力はリーグ屈指だ。

 同大は、昨秋打率2位の川久保が機能すれば強力な中軸を形成できる。関学大は、昨春の最優秀投手である坂本が故障から復帰しており、投手力の上積みは間違いない。京大は、3年生の中井ら野手の奮起が求められる。

 各大学ともに主戦投手に好素材がそろい、関学大の本荘雅章監督は「どの大学も投手力が高いので、投手力が低いと戦っていけない」と見据える。今春も混戦模様の予感だ。

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