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【阪神大学野球秋季リーグ戦展望】天理大中心も混戦ムード 追うのは大産大、関西国際大

2023年08月31日 09:00

野球

【阪神大学野球秋季リーグ戦展望】天理大中心も混戦ムード 追うのは大産大、関西国際大
阪神大学野球連盟・岡泰秀常任理事 (撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
<阪神大学野球秋季リーグ戦展望>
 リーグ戦5連覇中の天理大を中心に優勝争いが繰り広げられるだろうが、混戦ムードも漂う。天理大は、真城、藤居、本間の4年生投手トリオに経験と実績があるものの、春は不安定なピッチングも見られた。ただ、他大学に比べると投手層の厚さで戦力的にリードしている。打線は近藤、吉田元、中川の4年生が中心だが、2、3年生の成長に期待もかかる。また、1年生の辰己(明徳義塾)、石浦(近江)、大森(愛工大名電)が力をつけてきただけに、競争力の激化がチームにいい影響を与える可能性は大きい。

 天理大を追うのが大産大、関西国際大だ。大産大は今春、全てのカードで3回戦までもつれ込んだが、勝ち点を落としたのは天理大戦だけ。エース松田が春のような投球を見せて初戦を取れば、優位に立てる。関西国際大は左腕エース不後に続く2番手投手の活躍が鍵を握る。攻撃では、春のチーム打率・203をどれだけ改善し得点力を上げられるか。

 大体大は井田、杉戸の両左腕、大阪電通大は江本、小島の2本柱の出来次第では上位進出もうかがえる。甲南大は投手陣をリードしてきた金蔵捕手の穴を誰が埋めるかがポイントになる。

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