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【阪神大学野球春季リーグ戦 展望】リーグタイの7連覇に挑む天理大は機動力野球が健在

2024年04月04日 13:02

野球

 6連覇中の天理大は三幣寛志新監督の下で大体大が持つリーグ記録に並ぶ7連覇を目指す。ポイントは本間悠貴、真城翔大、藤居海斗のエース級3投手が卒業した穴をどう埋めるか。長野健大が主戦となる投手陣で経験の少ない的場吏玖(2年=大阪電通大高)らの下級生の成長に期待がかかる。機動力を生かした攻撃は健在だ。昨秋2位だった関西国際大も絶対的エースだった不後祐将の卒業がどう影響するか。もともと投手層に厚みがあるだけに頭角を現す新星が出てくるのか注目したい。
 大産大も経験の少ない投手陣が課題となりそうだ。ただ、チームとしては選手たち自身が考えて行動するようになった積極性でチームワークはいい。甲南大は新1年生も積極的に試合に出場させる。昨年も1年生で起用された選手が多く、下級生の成長がカギを握る。大体大も松平一彦新監督の下で新シーズンに臨む。杉戸理斗、井田寛太が抜けた投手陣は、岩崎優太を中心に再編していく。昨秋最下位で入れ替え戦の末に残留した大阪電通大は、主力だった4年生が多数卒業した。特に江本裕輝、小島遼太の左右2本柱が抜けた投手陣の立て直しが急務だ。

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