日本テレビ「厨房のありす」プロデューサー語る① 「悩みは誰にでもある」 互いに支え合う姿を描いていく

2024年01月22日 07:00

芸能

日本テレビ「厨房のありす」プロデューサー語る① 「悩みは誰にでもある」 互いに支え合う姿を描いていく
21日にスタートした門脇麦主演のドラマ「厨房のありす」(日本テレビ提供) Photo By 提供写真
 女優の門脇麦(31)主演の日本テレビドラマ「厨房のありす」(日曜後10・30)が21日、スタートした。自閉スペクトラム症(ASD)の天才料理人の主人公、ありすを中心に、生きづらさを抱える人々が支え合うハートフルさが一つの大きなテーマだ。
 脚本はオリジナル。プロデューサーの鈴間広枝氏は「マイノリティーで悩むとされる方々が海外ドラマでは特別感なく自然になじんでいて、本来あるべき姿だと思って描きたかった」と企画の背景を明かした。その中で今作の題材は、こだわりが強くコミュニケーションが苦手な傾向がある発達障がいのASD。制作にあたり、昨年春ごろから10人以上の当事者や複数の専門家に入念に取材し理解を深めた。

 その上で、鈴間氏は「人との会話や人間関係などで悩むことは私たち誰にでもある、普通なこと」と強調。「何かしらの生きづらさを感じる人々が日常的にデコボコを埋め合う姿は素敵」とし「その部分を演出できて、悩みを抱えている人、特に自己肯定感が低かったり気持ちをうまく伝えられない人の心が軽くなる作品になれば」と意気込んだ。

 そんな鈴間氏の思いが込められた今作の主人公を演じるのが門脇だ。(続く)

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