田崎史郎氏 泉房穂氏の見解に「勝手な解釈ですね」連発、泉氏と羽鳥慎一アナは苦笑い

2024年01月22日 13:36

芸能

田崎史郎氏 泉房穂氏の見解に「勝手な解釈ですね」連発、泉氏と羽鳥慎一アナは苦笑い
東京・六本木のテレビ朝日社屋 Photo By スポニチ
 政治ジャーナリストの田崎史郎氏(73)が22日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件について再び兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(60)と“バトル”を展開した。
 番組では、ANNが20、21日に行った世論調査(全国18歳以上男女2013人対象)で、岸田内閣の支持率が前月比0・9ポイント減の20・9%で政権発足以降最低だったことや、「自民党の派閥を解体すべきと思う」の問いに「思う」が69%、「思わない」は17%だったことなどを伝えた。ほかに、岸田文雄首相が21日夜、自民党の麻生太郎副総裁と東京都内のホテルで会食したことなども放送した。

 内閣支持率について、泉氏が「もし国民目線の政治やってる国だったらすぐさま交代ですよ。この20%なのに平然と続けられてしまうのが本当おかしいと思う」と意見すると、田崎氏は「内閣支持率、世論調査、その時々で動くんで、世論調査が下がったから総理大臣が代わったら、総理大臣が何人いても足らないですね」と切り捨てた。

 派閥問題では、田崎氏の「自民党議員にとっては大きくて、地元に戻って有権者に会った時に、やっぱり聞かれるのは“何派なの?”と聞かれると。自民党議員はどの派閥に属しているのかっていうのを支持者の人は気にしている。個々の議員にとっては大きな大きな問題なんですね」という発言に、泉氏が「地元に帰って派閥を聞かれるって言いますけど、それを聞く人はほんの一部。サイレントマジョリティーの普通の庶民は派閥まで気にしないです。派閥のことを気にするのは、派閥の利権で何か利益を得ようという思惑がある方々が派閥を気にする。そういうふうに田崎さんはいつもおっしゃるけど、有権者の一般はそんな派閥を意識しているとは私は思う」と意見。すると、田崎氏は「僕は自民党議員から聞いた話を紹介してるんで、泉さんが捉えているのが一部かも知れないし、私が聞いた自民党の議員が一部かも知れない」と言い返した。

 また、泉氏が「私は、岸田さんの決断を聞いた時に一石四鳥だなと思いました」とし、(1)決断力を示し支持率低下を防ぐ(2)論点を企業団体献金の廃止などカネの問題ではなく、派閥の是非論にもっていき本丸を守る(3)自分が先に言えば安倍派、二階派を解散に追い込める(4)次の選挙後に麻生派と合流して最大派閥となる―と予測したが、これに田崎氏は「まあ、勝手な解釈ですね」とひと言で片付けた。

 さらに、岸田首相と、派閥解散に反発しているとされる麻生氏の会談について、田崎氏が「岸田さんは、周辺に“怒っている雰囲気じゃなかったよ”と言われてる」と話すと、泉氏は「田崎さんはお詳しいと思いますけど、これホンマにそうなのかなと。舞台裏とタイトルつけてはるけど、こんなテレビで舞台裏こうでしたなんてことがホンマにそうなのかなあと」と指摘。さらに2005年の“郵政解散”で、当時の小泉純一郎首相と森喜朗前首相はケンカ別れしたことにして総選挙で圧勝したと言い、「今回、まさかその再来ではないでしょうねと田崎さんに聞きたいですね」と言うと、またも田崎氏は「それも勝手な解釈ですね」と切り捨てていた。

 その後も田崎氏は、泉氏に対して「勝手な解釈です」を連発し、羽鳥アナは「名言生まれました」と言い、泉氏と一緒に苦笑いしていた。

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