藤井貴彦アナ 生放送で日テレ退社を報告 独特表現で抱負「羽鳥さんみたいにうまくいくわけないと…」

2024年01月22日 18:14

芸能

藤井貴彦アナ 生放送で日テレ退社を報告 独特表現で抱負「羽鳥さんみたいにうまくいくわけないと…」
日本テレビの藤井貴彦アナウンサー Photo By スポニチ
 日本テレビの藤井貴彦アナウンサー(52)が22日、キャスターを務める同局系「news every.」(月~金曜後3・50)内で、自身の退社報道について改めて言及した。
 藤井アナは午後6時過ぎに「ご報告」として「先日、この番組を卒業することをお伝えしましたが、きょう社内の手続きが整いまして、退社を正式にお伝えできるようになりました」と切り出した。

 そのうえで「一社員の身の振り方など、テレビでお伝えしなくていいと断っていたんですが、番組の後輩プロデューサーから“藤井さんのnews every.を楽しみにしている方もいますので、きちん報告してください”と言われて、今に至ります」と経緯を説明。

 さらに「フリーなんて調子に乘るな。羽鳥さんみたいにうまくいくわけない、と思われていますが、安心してください。私もそう思っています」と独特な言い回しで話した。

 今後については「個人的には前途多難ですが、冷えた言葉も少し温めて、皆様にお届けするひと手間だけは忘れずに続けようと思います」と深みのあるコメントで話し、「退職の決断などについては日テレニュースNNNのサイトで話していますので、お時間のある方はご覧ください。私の担当回数も50回を切っています。残り少ない日々ですが、一つ一つのニュースを大切にお届けします。あと2カ月と少し、そして4月以降のnews every.もどうぞよろしくお願いします」と笑顔で伝えた。

 日テレニュースNNNのサイトでは、藤井アナの退社について「52歳の決断を取材…背景にあった亡き父への思い」と題して、胸中を掲載している。

 藤井アナに関しては、18日に退社報道が出て、その際は「news every.」で「今朝は私に関する新聞記事を見た同僚や後輩、友人がたくさんメッセージを送ってくれました」と記事を見た知り合いからメッセージが届いたことを明かし、「だいたいにおいて心配する内容だったんですが、私はそんなに頼りないでしょうか?」と笑いを誘った。

 藤井アナは現在、夕方の帯ニュース番組「news every.」に出演中。番組がスタートした2010年3月からメインキャスターを担当し、“夕方の顔”として人気を博した。昨年12月には、同番組を3月いっぱいで卒業すると発表していた。また、4月から有働由美子アナウンサーの後任として「news zero」(月~木曜後11・00、金曜後11・30)のメインキャスターを務めることが決まっている。

 また同日、藤井アナが4月以降は個人事務所を立ち上げ、芸能事務所「セント・フォース」と業務提携することが、同事務所から発表された。業務提携を含め、同事務所が男性アナウンサーと仕事をするのは初めてとなる。

 ◇藤井 貴彦(ふじい・たかひこ)1971年(昭46)12月3日生まれ、東京都生まれ、神奈川育ちの52歳。慶大環境情報学部卒。94年に日本テレビ入社。同期には2011年にフリーアナウンサーに転身した羽鳥慎一がいる。スポーツ中継からバラエティーまで幅広いジャンルで活躍。10年3月、「news every.」の放送開始とともにメインキャスターに就任。新型コロナウイルスの感染拡大が20年春には感染予防対策に向けたメッセージを連日送り続け、「心に刺さる」と反響を呼んだ。

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