諏訪部順一 耳下腺腫瘍の手術から復帰「最悪の場合、廃業」後遺症のリスクに悩みつつ決断「涙が出ました」

2024年01月22日 13:09

芸能

諏訪部順一 耳下腺腫瘍の手術から復帰「最悪の場合、廃業」後遺症のリスクに悩みつつ決断「涙が出ました」
諏訪部順一 Photo By スポニチ
 声優の諏訪部順一(51)が22日、自身のブログを更新。耳下腺腫瘍の手術から復帰したことを報告した。
 11日にX(旧ツイッター)で「ちょうど一週間の入院を経て、本日退院いたしました!手術後の経過も順調。万事イメージ通り」「ここから約一週間の自宅療養を経た後、頃合いをみて仕事復帰の予定です」と投稿していた諏訪部。

 この日更新したブログでは「本日、仕事復帰いたしました!昨年の仕事納めが12月30日でしたので、トータルすると実に22日間。これほどの期間、声の仕事をお休みしたのは、デビュー以来 初めてのことです」とし、「手術、そして入院中、医師や看護師、看護助手の皆様には本当によくしていただきました」と感謝をつづった。

 耳下腺腫瘍について諏訪部は「耳の前から下にかけてのあたりに位置する「耳下腺」(唾液を産生、分泌する部位)に出来る腫瘍で、10万人に1~3人くらいの確率で発症するものとのこと。時間経過とともに徐々に大きくなり、放置しておくと悪性(がん)化する可能性もあるので、外科手術によって摘出した方が良いと医師から助言がありました(自然治癒はせず、薬の服用など内科的なアプローチで治るものでもないので)」と説明。

 さらに手術を決断するにあたっての心境も告白。スケジュール上の問題に加え、「腫瘍があるあたりには顔面神経が走っています。位置や状態によっては、一時的もしくは永続的な顔面麻痺が術後に発生する可能性があるとのこと。もしも喋りに支障がある後遺症が出てしまったら……最悪の場合、廃業です」と後遺症のリスクに悩んだことも明かした。

 「いつかはやらなければならない手術。後遺症の不安は完全に払拭できないけれど、もしものことになってしまった方が、より多くのご迷惑をより多くのみなさんにかけることになってしまう……『やるしかない!!』一年の内で最も収録が止まる現場が多い年始のタイミングに、手術を受けることを決断しました」と振り返り、手術の成功に「涙が出ました。本当にうれしかったです。全身麻酔のための気管挿管も、声帯への負荷に配慮しつつ、一番細いチューブで行って下さったとのことでした。感謝しきりです」と率直な思いをつづった。

 経過についても「術後の回復も順調で、予定通りの日程で退院までこぎつけることが出来ました。そして、きれいにしっかり摘出できた腫瘍の病理検査の結果も『良性』。見立て通り、継続治療の必要なしとの診断も出ました」と報告。「ふたたび真摯に仕事と向き合い、これまで以上に愛と情熱を込め、ひとつひとつ頑張っていきたいと思います」と締めくくった。

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