昨年12月に文春報道も即否定、13日後に活動休止発表…松本人志の性加害疑惑報道を巡る経緯
2024年01月22日 17:54
芸能
吉本興業は22日、お笑いコンビ「ダウンタウン」松本人志（60）が飲み会で女性に性的行為などを強要したとの疑惑を報じた週刊文春の発行元、株式会社文芸春秋などに対し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を起こしたと発表した。
先月26日の文春オンラインによる報道から3週間あまり。松本が同社を提訴する形で、事態は大きく動いた。これまでの経緯は以下の通り。
▽23年12月26日 文春オンラインが15年、松本人志から性加害を受けたと訴える女性の証言を報道。
▽同27日 同日発売の「週刊文春」でも報道。吉本興業は報道について「当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです」と、報道を否定。「当社としては、本件記事について、新幹線内で執拗に質問・撮影を継続するといった取材態様を含め厳重に抗議し、今後、法的措置を検討していく予定です」と今後の対応を示した。松本はX（旧ツイッター）で「いつ辞めても良いと思ってたんやけど… やる気が出てきたなぁ～。」とつづった。記事に登場した「スピードワゴン」小沢一敬が所属するホリプロコムは、「私どもからお話しすることはありません」とコメントした。
▽同29日 松本がレギュラー出演していたフジテレビ系「ワイドナショー」で、一連の報道について伝えた。今田耕司は「僕は松本さんと合コンをしたことがありますけど、生で見てああいう発言をしているのを聞いたことはないです」と、記事内容について自身の見解を語った。東野幸治は「また週刊文春とか、松本さん、吉本興業のサイドからコメントが出れば、扱っていきます」と伝えた。
▽同31日 小沢がこの日放送のMBSラジオ「アッパレやってまーす！～土曜日です～」に出演し、報道について初めて言及。「ええ……ちょっとすいません。何も言えないんですよ。何も言えないんです！」と話すにとどめた。
▽24年1月5日 「週刊女性PRIME」が、小沢と女性のLINEのやりとりとみられる画像を公開。女性は「今日は幻みたいに稀少な会をありがとうございました。会えてうれしかったです。松本さんも本当に本当に素敵で、○○さんも最後までとても優しくて小沢さんから頂けたご縁に感謝します」とつづっていた。これを受け松本がXで「とうとう出たね。。。」とつづった。
▽同8日 松本が所属事務所を通じて活動の一部休止を発表。吉本興業は「当面の間、様々な記事と対峙、裁判に注力するため」と理由を説明。発表後、松本もXで「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす。」と投稿した。この発表を受け、「週刊文春」（文芸春秋）編集部は「一連の報道には十分に自信を持っており、現在も小誌には情報提供が多数寄せられています。今後も報じるべき事柄があれば、慎重に取材を尽くしたうえで報じてまいります」とコメントを発表した。
▽同9日 小沢の所属事務所は、小沢の今後について「これまで通り活動を続けてまいります」と発表。「なぜならば、小沢の行動には何ら恥じる点がないからであります」と理由を記した。また松本はXで、予告していた「ワイドナショー」出演について、「ワイドナショー出演は休業前のファンの皆さん（いないかもしれんが）へのご挨拶のため。顔見せ程度ですよ」と意図を明かした。
▽同10日 松本が予告していた「ワイドナショー」への出演が一転、消滅した。フジテレビは「総合的な判断」と説明した。また一連の報道で名前が挙がった、たむらけんじが米ロサンゼルスの日系人向けラジオ番組で、「記事に書かれている内容を目的としたものでは決してなくて、僕の感覚では“合コン”。女性と一緒に飲む飲み会という感覚」と説明。報じられた女性上納システムについて否定した。
▽同13日 小沢が所属事務所を通じ、活動自粛を発表。「小沢本人より、一連の報道において現在も関係者及びファンの皆様に混乱やご迷惑をお掛けしていることに強く責任を感じ、芸能活動を自粛したい旨の申し出がありました。弊社としてはその申し出を受け、当面の間、小沢一敬の芸能活動を自粛することと致しました」と説明した。
▽同14日 小沢の活動自粛を受けて相方・井戸田潤がXで「スピードワゴンは無期限の活動休止となります」と発表。
▽同17日 読売テレビは社長会見で、松本が出演している「ダウンタウンDX」について「いま対応を検討しているところ」と説明。「どうするか現場も頭をひねっている最中」とした。NHKも会長会見で「NHKとしては事態の推移を注視している」と述べた。
▽同21日 井戸田が錦笑亭満堂の真打ち昇進公演に出演。小沢の近況について「今、メンタル瀕死の状態で、全然外にも出てないみたいだから」と明かした。
▽同22日 松本が週刊文春の発行元、株式会社文芸春秋に対し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を起こしたことを、所属事務所を通じ発表した。
▽23年12月26日 文春オンラインが15年、松本人志から性加害を受けたと訴える女性の証言を報道。
▽同27日 同日発売の「週刊文春」でも報道。吉本興業は報道について「当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです」と、報道を否定。「当社としては、本件記事について、新幹線内で執拗に質問・撮影を継続するといった取材態様を含め厳重に抗議し、今後、法的措置を検討していく予定です」と今後の対応を示した。松本はX（旧ツイッター）で「いつ辞めても良いと思ってたんやけど… やる気が出てきたなぁ～。」とつづった。記事に登場した「スピードワゴン」小沢一敬が所属するホリプロコムは、「私どもからお話しすることはありません」とコメントした。
▽同29日 松本がレギュラー出演していたフジテレビ系「ワイドナショー」で、一連の報道について伝えた。今田耕司は「僕は松本さんと合コンをしたことがありますけど、生で見てああいう発言をしているのを聞いたことはないです」と、記事内容について自身の見解を語った。東野幸治は「また週刊文春とか、松本さん、吉本興業のサイドからコメントが出れば、扱っていきます」と伝えた。
▽同31日 小沢がこの日放送のMBSラジオ「アッパレやってまーす！～土曜日です～」に出演し、報道について初めて言及。「ええ……ちょっとすいません。何も言えないんですよ。何も言えないんです！」と話すにとどめた。
▽24年1月5日 「週刊女性PRIME」が、小沢と女性のLINEのやりとりとみられる画像を公開。女性は「今日は幻みたいに稀少な会をありがとうございました。会えてうれしかったです。松本さんも本当に本当に素敵で、○○さんも最後までとても優しくて小沢さんから頂けたご縁に感謝します」とつづっていた。これを受け松本がXで「とうとう出たね。。。」とつづった。
▽同8日 松本が所属事務所を通じて活動の一部休止を発表。吉本興業は「当面の間、様々な記事と対峙、裁判に注力するため」と理由を説明。発表後、松本もXで「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす。」と投稿した。この発表を受け、「週刊文春」（文芸春秋）編集部は「一連の報道には十分に自信を持っており、現在も小誌には情報提供が多数寄せられています。今後も報じるべき事柄があれば、慎重に取材を尽くしたうえで報じてまいります」とコメントを発表した。
▽同9日 小沢の所属事務所は、小沢の今後について「これまで通り活動を続けてまいります」と発表。「なぜならば、小沢の行動には何ら恥じる点がないからであります」と理由を記した。また松本はXで、予告していた「ワイドナショー」出演について、「ワイドナショー出演は休業前のファンの皆さん（いないかもしれんが）へのご挨拶のため。顔見せ程度ですよ」と意図を明かした。
▽同10日 松本が予告していた「ワイドナショー」への出演が一転、消滅した。フジテレビは「総合的な判断」と説明した。また一連の報道で名前が挙がった、たむらけんじが米ロサンゼルスの日系人向けラジオ番組で、「記事に書かれている内容を目的としたものでは決してなくて、僕の感覚では“合コン”。女性と一緒に飲む飲み会という感覚」と説明。報じられた女性上納システムについて否定した。
▽同13日 小沢が所属事務所を通じ、活動自粛を発表。「小沢本人より、一連の報道において現在も関係者及びファンの皆様に混乱やご迷惑をお掛けしていることに強く責任を感じ、芸能活動を自粛したい旨の申し出がありました。弊社としてはその申し出を受け、当面の間、小沢一敬の芸能活動を自粛することと致しました」と説明した。
▽同14日 小沢の活動自粛を受けて相方・井戸田潤がXで「スピードワゴンは無期限の活動休止となります」と発表。
▽同17日 読売テレビは社長会見で、松本が出演している「ダウンタウンDX」について「いま対応を検討しているところ」と説明。「どうするか現場も頭をひねっている最中」とした。NHKも会長会見で「NHKとしては事態の推移を注視している」と述べた。
▽同21日 井戸田が錦笑亭満堂の真打ち昇進公演に出演。小沢の近況について「今、メンタル瀕死の状態で、全然外にも出てないみたいだから」と明かした。
▽同22日 松本が週刊文春の発行元、株式会社文芸春秋に対し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を起こしたことを、所属事務所を通じ発表した。
