南部虎弾さん「痛い」「苦しい」「疲れた」聞いたことがない 悲報にギュウゾウ、ダチョウ倶楽部が涙
2024年01月22日 05:30
芸能
南部さんは87年に脱退。自身を除く3人がダチョウ倶楽部としてテレビ出演しているのを見て自分が“クビ”になったことを知ったと後に明かしている。
電撃ネットワークのギュウゾウ(59)も本紙の取材に応じ「怪人中の怪人だった」と南部さんを悼んだ。「パフォーマンスで白塗りになった時、そのまま電車に乗って帰ってしまった。世間の常識とは違う次元で生きた人でした」と振り返った。過激な芸で知られたが「“痛い、苦しい、疲れた”と話していることを聞いたことがない」と常人離れした体力や精神力を称えた。
ダンナ小柳(55)も、南部さんの芸に対する強いこだわりを証言した。「鼻の穴をつないで蛇を通したいと真顔で言っていた」としみじみ。過激さに若手がおびえることもあったが、小柳は「南部ちゃんは上野のパンダだと思え。珍しい動物だと思え」と諭し、間を取り持っていたという。「サラリーマンは1日8時間は働く。我々も最低1日8時間はお笑いのことを本気で考える」と南部さんが人を楽しませることに本気で向かい合っていた日々を懐かしんだ。
≪「ストイックで愛あった」若手メンバーも悲痛≫電撃ネットワークの“若手班”3人も突然の別れとなった南部さんをしのんだ。今日元気(35)は本紙の取材に「仕事に対してはストイックで、褒められたことはないがその中に愛があった」と追悼。「個人的には一度でいいから褒めてほしかった」と語った。ランディー・ヲ様(46)は自身のSNSを更新。ツーショット写真とともに「先ほどお見送りしてきました。顔見たら寝てるだけの顔ですっきり。ただこの先虎パパのお仕置きなしで成長できるか不安。まだまだ足りなかったのに」とつづった。関係者によると、リチャード・ジョーダン(33)も遺体と対面をしたという。