ビキニフィットネス・安井友梨 骨折乗り越え国際大会で4位に感謝「全てが奇跡」も「世界の壁は厚かった」

2023年10月15日 13:48

スポーツ

ビキニフィットネス・安井友梨 骨折乗り越え国際大会で4位に感謝「全てが奇跡」も「世界の壁は厚かった」
安井友梨公式インスタグラム(@yuri.yasui.98)から
 ビキニフィットネスの安井友梨(39)が15日、自身のインスタグラムを更新。国際大会「アーノルド・クラシック・ヨーロッパ2023」(スペイン・マドリード)でビキニフィットネス4位に入ったことを報告した。
 「沢山の応援ありがとうございました」と声援に感謝しつつ「ビキニフィットネス4位でした。骨折からの今スペインに来れていること、全てが奇跡だと思っています」と報告。「なおも、骨折で足が万全でない中で、みなさんからの応援のおかげで、何とか出場させて頂くことができました。本当にありがとうございます。世界一を目指していながら4位という結果にわたしが満足してしまったら、みなさんからお叱りを受けてしまうかもしれませんが、たとえどんな結果であっても、今の私にとっては満点以上でした。アーノルドの舞台に上がらせて頂き本当に感謝しかありません」と充実感をつづった。

 「今回は、35-40歳と、40-45歳の2つのカテゴリーが合体しており、ハイレベルな激戦区が予想されていましたが、世界の壁は厚かったです」と安井。「1位と3位の選手が本来と違う40-45歳のカテゴリーの選手でした。毎日追いかけてきた2023年ウクライナのヨーロッパチャンピオンは5位となり、彼女を抑えれたのは一つ自信になりました」と成果を明かした。

 「世界のトップ選手と並ばせて頂き、課題は明確になりました。10月29日から始まる世界選手権に向けて、意味のある負けとなりました。必ず、ここから巻き返していきます」と前を向いた。

 フィットモデルも出場する安井。「今日はFITMODELです。昨日遅くまで、ポージング練習を日本チームの先生方に見て頂き、細部まで修正するとともに、貴重なアドバイスもたくさん頂きました。大変お忙しい中、本当にありがとうございました」「夜遅くまで、ご自身の試合後で、疲れてる中で、私のドレスに綺麗にアイロンをかけてくださって何から何までサポートしてくださる同部屋の関根選手。心から感謝致します」と感謝。「世界選手権につながるように、気持ちを切り替えて世界一を目指して頑張ります。みなさんへの感謝の気持ちをしっかり胸に、みなさんと一緒に今日のステージに上がらせて頂きます。どうぞ応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

 2カ月前に左足親指の粉砕骨折を負ったが、8日の「フィットネス ジャパン グランドチャンピオンシップス 2023」で4連覇を達成。本紙の取材に、アーノルド・クラシックに向けて「世界選手権の前哨戦になるので、優勝しないことには、世界選手権で世界一になれないと思うので目指すはそこだけです」と語っていた。

 安井は昨年10月に韓国で開催されたIFBB世界フィットネス選手権のビキニフィットネスで2年連続の準優勝で銀メダルを獲得。今年9月のオールジャパン・フィットネスチャンピオンシップスでは163センチ超級で8連覇を達成した。

◇「アーノルド・クラシック・ヨーロッパ2023」日本選手団

【コーチ】
木下美弥子(兼通訳)、木下喜樹、鈴木詠子、山田賴一

【選手】
ボディビル・下田亮良、林勇宇、鷲巣国彦

クラシックボディビル・岸田勇輝(クラシックフィジークにも出場)、北原誠(ボディビルにも出場)、三島流平

メンズフィジーク・上松康一郎、関口貴夫、手島祐、外間博也

マスキュラーフィジーク・塚本健太

ボディフィットネス・大久保裕美、澤下美香、中井美早

ビキニフィットネス・小倉あれず、佐野愛美、関根秀子、ダンシーあずさ、長瀬陽子、松木真美、安井友梨(フィットモデルにも出場)

フィットモデル・本田有希子(ビキニフィットネスにも出場)、山下春菜

【日程】(日本選手出場競技のみ、現地時間)
▽10月13日 クラシックボディビル、ボディビル(マスターズ)、マスキュラーフィジーク、クラシックフィジーク

▽14日 ボディビル(ジュニア、シニア)、ビキニフィットネス

▽15日 フィットモデル、メンズフィジーク、ボディフィットネス

※JBBF主催選手権大会で出場権を獲得し、出場を希望した選手を派遣

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